なぜ縁もゆかりもない高知県を移住先に選んだのか

プロフィール

皆さんは移住を決意した時に(もしくは仮に移住をしようと考えた時に)、

いったいどんな事を基準にして移住先を選定するでしょうか?

例えば何かやりたい事があって、その技術を習得する為にだとか、

例えば旅行で訪れた時に口にした素晴らしい素材があって、

全国どころか現地でもあまり有名ではないのが勿体なくて自分でそれを広めてみたいだとか、

例えば単純にその地の景色や住人の人柄に惹かれて何度も訪れている内に

実際に住んでみたくなっただとか、本当に人それぞれの思いがあると思うのですが、

では我が家の場合はどうして今の地域に移住を決意したのか、決め手は何だったのか、

そんな話をしたいと思っています。

目的が決まっていた

我が家の場合は私自身に既に目的(林業)が決まっていた事が一番でした。

そしてその目的を達する為の手段を提供してくれる自治体を探す事から始まりました。

その時に活用させていただいたものが

『地域おこし協力隊 – ニッポン移住・交流ナビ JOIN』

地域おこし協力隊|ニッポン移住・交流ナビ JOIN

というサイトでした。

このサイトには全国の地域おこし協力隊の募集が掲載されており、

そこで様々な自治体の募集要項を確認しながら、目的に適った自治体を探してました。

その中から今度は家族の希望を確認しながら詰めていきます。

家族の希望

独身の未成年の方でない限りこの部分はあまり問題にならない部分かもしれませんが、

所帯を持っている方の場合はこの部分は決して無視できない部分、

何ならある意味一番重要視しなければならない箇所かもしれません。

パートナーの生活環境はもちろん、子どもがいるのであれば子どもの生活・進学も含めて

色々と考慮しなければならない問題があるのではないのでしょうか。

そんな中で私のパートナーから出された条件は1つ

・冬に積雪のないところ

以上の条件でした。

パートナーは雪道運転をした事がないので、それだけは避けてほしいとの事でした。

正直私は恵まれていると思います、これだけの条件しか提示されなかった訳ですから。

これはまだ二人だけで子どもがいない事もあったのかもしれませんね。

結論

現在掲出されている応募の中から以上の条件を満たすものを探し出し、

その中でまた更に色々な条件(生活環境や自治体のサポート等)を二人で話し合いながら、

二人にとってよりbetterと思える自治体を考えた結果、それが今活動している高知県の自治体でした。

その他

その他の疑問としては下の様に思う方がいるのかなと思います。

『家族・親戚、友人と誰一人いない環境の中で生活する不安はないのか』と。

最近は特に転勤を嫌う人が増えているという話題を耳にする事がありますし、

それは当然の疑問だと感じます。

ただ、私の場合は高校入学と同時に同じ県内とは言え学校寮生活だったので、

早い段階で親元・地元を離れた為に地元という枠に縛られる事がなかったのかと思います。

進学後も周りの友人等が地元の企業に就職する中、

私は首都圏にある企業に就職し、その後にあった転職機会も全て首都圏内の企業でした。

そして最終的に長く勤める事になった前職も本社は地方に在りながら、

全国十数か所に営業所を展開する事から転勤もある仕事であり、

数年に1回の割合で転勤していた経験から、

一からの人間関係構築に関しては恐らく人よりは免疫があったんでしょうね、

だから全然(と言っては多少語弊がありますが)そういった土地で生活するのには抵抗がありませんでした。

なので人による縛りがないのは条件として恵まれていたんじゃないかと思います。

あとがき

以上の様な感じで我が家は移住先を決定しました。

振り返ってみても本当につい最近の事なのであんまり目新しさがないのですが、

けっこう気軽に決めている様な雰囲気を受けますね。

因みに他の協力隊仲間にも訊いたところ、

・実家が近いから

・年齢制限が他の自治体に比べて緩かったから

といった回答を得られました。

まぁこれもやっぱり本当に人それぞれなんだと思った次第です。

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