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最近気になるニュースが飛び込んできました。

南海フェリーは関西方面へ出掛ける際によく利用させてもらっているので、この航路が無くなってしまうとお財布的に非常に大きな痛手になります😭ただ、単にこれは我が家の財布の話だけではなくて、もっと長期的に規模間の大きいマイナスになるのではないでしょうか。
では、何故撤退を検討しているのかという話ですが、そこはGeminiに要約をお願いすると以下の様な回答が来ました。
1.燃料価格の高騰: 原油価格の上昇により、運航コストが激増しています。
2.利用客の減少: 明石海峡大橋(神戸淡路鳴門自動車道)の利用が定着し、フェリーを利用する乗用車やトラックが長期的に減少傾向にありました。
3.船体の老朽化: 現在使用している船の更新時期が迫っていますが、新造船を作るための数億円〜数十億円という巨額投資を回収できる見込みが立たない状況です。
基本的に全てどうしようもない部分ではあると思います。
1の燃料価格の高騰については今がまさにトレンドで、アメリカがイランを攻撃した事によりホルムズ海峡の利用が困難になり、原油の調達が難しくなっています。ただ、これについてはいずれ落ち着くとは思いますが。
なのでこの問題の原因は2と3が主要因になります。
一般的にフェリーの耐用年数は30年前後と言われている様で(国内を運行する一般商船であれば30年以上でも現役で動いている船舶はザラにありますが)、南海フェリーで所有している2隻のうち『かつらぎ』が28年の運用なのでここに該当し、ここまで運航していると最新の船に比べれば燃費も悪く、維持費も跳ね上がる時期になってきています。
客数は減少しているものの差し当たりフェリーを運航する為の収支は現在の黒字ですが、数十億円はかかる新規造船を出来る程の余裕はなく、出来たとしてもコスト上昇や人口減少といった不確実性が大きい為ので、そこに数十億円という投資をするのは相当の勇気がいります。なのでこのタイミングで航路を廃止すると言うのは一民間企業としては理にかなっています。
ただ、これを受けて発着港がある徳島、和歌山両県が航路維持の為に動き出しています。確かに考えてみると航路なんていうのはある意味公共インフラな訳で、そこを一民間企業に丸投げというのも確かにおかしいって話なんですよね。この手の問題は航路ではなく鉄道・バス路線では以前から話題に上がっていましたが、解決策としては自治体と企業が連携する『公設民営』がよく上げられます。なので、今回の件もそういった形で落としどころを探ってもらい、自治体と企業が協力し合って上手いこと維持管理を出来ていければと思ってしまいます。
本州と四国が3つの橋で結ばれて陸路で往来できる事は大変便利ですが、それと同時に瀬戸内の航路というのはどんどん姿を消していきました。それ自体は世の常だと思っているので何とも思いませんが、ロジスティックスや安全保障を全て陸送に委ねるのもそれはそれでリスクだと私は考えます。かつて海運業に携わっていた身としては有事や災害時のバックアップとしても、主要な航路の保持は「国策」として行うべきではないでしょうか。何より日本は古来より海運立国なんですから。
私がいる高知県嶺北地域も関西エリアからの観光客は多くけっして無関係ではないですし、何より我が家の関西お出かけ手段として重宝しているので(笑)、なんとか航路の維持がなされると嬉しいですが果たして。

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