林大研修について
今週の前半は林業大学(以下:林大)で『走行集材機械』の特別講習を受講してきました。
1日目は座学、2日目は実技という流れです。
フォワーダという機械が一般的なもので、
今回林大では大きな機械を操作したのですが、協力隊にある小さな集材車もこの機械に該当し、
この特別講習を修了する事でその集材車も運転する事が可能になります。
実技では前半は敷地内にコーンを置いて、決められた通りに走行するという運転の練習。
後半は備え付けられたグラップルを使用しての積み込み&降ろし作業を行いました。
運転については速度自体は大した出ない乗り物なので怖い事はありませんが、
構造上視界が悪いので死角に注意する事、
積み込んだ状態で走行する際は重心が高くなるので、曲がる際に横転の危険性が高くなる等、
注意点を実際に勉強出来ました。
グラップルでの作業については、アームとグラップルの接続部分が固定式でなかったので
そこでグラップルが安定せずフラフラして材を掴み難かった記憶しかないです(笑)
下刈り作業について
今週の後半はとある団体が保有する敷地の下刈り作業を行いました。
なんでも11月上旬にそこを使用して植樹イベントをするらしく、
その下準備をしてほしいと依頼があった様です。
農地の草刈りはこれまで何度かやってきましたが、林内の下刈りは初めてです。
ただ、やること自体は大きな差はありませんでした。
違ったことは刈払機につける刃が、チップソーから笹刈刃に変わった事と、
それにより灌木を切れる様になった事位しか私にはわからなかったです。
今後はバックホーを入れて作業道の敷設と、地拵えを行っていく計画の様です。
あとがき
林大研修に行った際には他の参加者と話す事もよくあるのですが、
今回も他市町村で活動する協力隊や、地域の為に事業を起こし活動するご年配の方と話す機会がありました。
他地域の協力隊隊員とは現在の活動内容や卒業後も含めたこれからの事はもちろんですが、
行政がどれくらい協力隊活動に関わってくるか(協力的か)等の話や、
休日のアルバイトの話等々色々な話をする事が出来て、毎回楽しませてもらってます。
また、ご年配の方からはご自分が在住されている集落の現況や、
それに対して何故行動を起こそうと思ったのか、
これからどういった活動をしていくかといった考えをご教授頂き、刺激を受けました。
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