林業大学研修について
先週に引き続き今週も週の前半は林業大学へ研修の受講に出掛けていました。
今回の受講内容は簡易架線集材装置についてでした。
今回の講師は地元の森林組合を退職後に会社を作り事業を行っている方でした。
この簡易架線集材装置とはどういうものなのかというと、
架線を用いて集材する機械の名称で、荷を吊り上げずに引きずりながら集材する機械の事です。
対象となる機械の名称としては『スイングヤーダ』『タワーヤーダ』『木寄せウインチ』があります。
もしこれが完全に荷が地面から離れた宙吊りの状態で集材する機械になると、
それはまた機械集材装置とべつものになり、別の資格が必要になるそうです。
研修内容は先週同様1日目が座学、2日目が実技という流れでした。
座学については特記すべきことはないのですが、
今回の講師は話の内容が常に脱線しがちで追いかけるのが難しかったです。
実技に関しては午前中はワイヤーを実際に編んでみたり、破断荷重の確認を行うといった内容で、
午後は油圧ショベルを台車としたスイングヤーダを用いて、実際に策張りをして集材を行うという事を行いました。
なお、策張り用の線としては今回は講習という事もあり繊維ロープを用いてました。
以前架線集材装置を撤去する作業を行いましたが、その時は何が何だかよくわからいまま作業を行っていましたが、今回それに似た構造の物について勉強出来た為に思い返しながらの復習が出来たので、それはそれで大変勉強になりました。
あとがき
前週の走行集材機械では自身が機械に乗って操作し運転するという事が殆どでしたが、
今週は機械に乗り操作する機会は午前中に一人当たり10数分あった他は殆どなく、
リモコンを使用した架線作業の行い方や注意事項に終始した作業となり、
自身が動き回る機会の方が圧倒的に多かったです。
その為に翌日は背中の筋肉痛が酷かったです(笑)
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