それでもクラブを信じたい。
振り返り
今節から後半戦が始まる100年構想リーグ、ザスパ群馬は2節前に1-3で完敗した栃木SCと対戦しました。
【明治安田J2・J3百年構想リーグ 第10節】#栃木SC 🆚 #ザスパ群馬
— ザスパ群馬/THESPA GUNMA (@OfficialThespa) April 12, 2026
⏰14:00KO 🏟#カンセキ
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スタメン発表📢
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今節のザスパ群馬の登録メンバー。出場停止の野瀬の代わりは予想通り小柳が務め、今季初スタメン(どころか初出場)です。その他には西村と神垣が登録メンバーから外れて、瀬畠と菊地がスタメンになりました。ベンチに目を移すと田中と秋元が今季初登録メンバー入り。秋元に至ってはプロ入り初登録メンバー入りでしょうか(違っていたらすみません)。
そして試合結果です。
試合終了
— ザスパ群馬/THESPA GUNMA (@OfficialThespa) April 12, 2026
🏆明治安田J2・J3百年構想リーグ 第10節#栃木SC 5-1 #ザスパ群馬
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前回対戦時以上に完敗という結果です。
この試合の結果を受けて失点25は全40クラブ中でワースト2位、得失点差▲16は40クラブでワーストという結果になりました。(因みに失点ワーストは26点で福島ユナイテッド。ただ、得点も15点なので得失点差的にはザスパ群馬よりも良い)
この試合、決して群馬の入りは悪くなかったです。試合開始からゲームをコントロールしていたのはザスパ群馬でしたし、15分にはザスパ群馬ゴール近くでの相手スローインのボールを回収した百田から下川に絶好のパスが通り決定機を迎える場面もありました。結果的にザスパ群馬は18分に先制は許したものの、その段階では決してザスパ群馬のテンションは低くなかったですし、選手の距離感も悪くなかったので早い段階で追いつけるのではと見ていた通りに、29分にハーフウェーライン付近にいた瀬畠が相手の裏を突いた眺めの縦パスを出すと、そのボールを予測していた百田が見事に反応し相手ゴール左隅にシュートを決めます。画面上じゃ(瀬畠が前方を見ている以外は)ちょっとわからなかったんですが、この辺り瀬畠と百田でコンタクトが取れていたんでしょうね。これ以降も失点をする35分までは動きが良かった様に見えました。
しかしその35分にカウンターから失点をし栃木SCに勝ち越しを許すと39分、42分と立て続けに失点を繰り返し1-4と差をつけられて前半を終える事になります。
そして後半に入っても流れはそのまま栃木SCにあり続け、54分に栃木SCの中野選手にこの日2点目を決められて1-5となり、得点はその後動く事なく試合終了を迎えました。
さて、感想。
とは言っても、この試合内容で何を語るって言われても困りますね、もう。
水曜日に試合があった栃木SCはけっこうメンバーを変えてこの試合に挑んでいました。前回対戦時から見てもスタメンで4名の変更があり、ベンチも欠員が出ていた前回とは違いフルメンバーが揃っていました。その中で前回いなかったけど今回いたというところでザスパ群馬に影響が大きかったのは内田選手でしょうか。経験値の高いこの選手はザスパ群馬のキーマンである下川を、得点源で前線の起点になる中島には柳選手がそれぞれ着く事で(そして時には入れ替えながら)、、特に失点して以降はゴールに近いところではしっかり他の選手とも連携してケアをしていました。これにより前線で起点も溜めも作れなくなったザスパ群馬はサイド攻撃に活路を見出そうとしますが、両WBも敵陣深くは入れてもそこから先のフォローがなくチャンスに繋がるクロスを供給できませんでした。
試合終了後のアタッキングサイドを見ても、ザスパ群馬の攻撃は左が48%、中央が19%、右が33%と言う様にサイドに偏った攻撃でした。まぁある意味これは通常運転っちゃあ通常運転なんですが。
そして他にも面白いデータが。ボール奪取比較位置ですが、栃木SCが29.6mに対してザスパ群馬は40.6mなんですね。これってザスパ群馬の方が敵陣に近い位置でボールを奪取出来ているという事なんですが、一般的には相手のゴールに近い方でボールを奪取している方が勝つ(点を取れる)のですが、この試合に関してはザスパ群馬は負けました。
それは何故か。
まぁこれはあくまで素人の仮説ですが、ザスパ群馬のトランジションの遅さを見抜いて敢えて低い位置で奪っていたのかもしれません。敵陣深く入ったところでザスパ群馬の選手間距離(特に中盤とディフェンスライン)は間延びする傾向が確かにあるので、栃木SCが得意とする縦に早い攻撃を最大限に生かす為に敢えて選手間の距離が間延びするよう自陣深いところまで寄せて奪っていたのかもしれません。
栃木SCは本当にザスパ群馬に対して毎回面白い守備を敷いてきますね、興味深いです(笑)。
👑栃木SC戦のスタッツリーダー
— ザスパ群馬/THESPA GUNMA (@OfficialThespa) April 12, 2026
シュート数: #百田真登
パス成功数: #下川太陽
クロス成功数: 該当者なし
チャンスクリエイト: #瀬畠義成
クリア数: #大畑隆也
ブロック数: #小柳達司#ザスパ群馬#thespa#挑戦の先へ pic.twitter.com/OHIecTZVvK
今季のザスパ群馬はクロスからの攻撃で得点を挙げる事が多いですが、そこを封じられたら…ねぇ(クロス成功数”0″だなんて事があるんですね)。その為の普段ザスパ群馬が心血を注いで取り組んでいるパス交換での中央突破も全く機能不全、得点に繋がった瀬畠の1列飛ばしのロングボールも2失点以降はなりを潜めてしまいました。
攻撃面も深刻ですが、それ以上に深刻なのが守備。人数はいるのに縦パスは切れない、クロスボールにも寄せられない。これはシステムの問題なのか個人の問題なのか(まぁ両方でしょうが…)。
果たして今出ている選手が本当にベストなのか、現在採用しているシステムが最適なのか、現状を見ているとそこに疑問を感じえざるを得ません。それでもこれが他のクラブの様に色々な選手を実戦で起用しながら試合を消化していくのならばこんな疑問は出てこないのですが、沖田監督は特定の選手の起用に拘り他の選手を全然起用しない方針なのか(そんな事はないのかもしれませんが、現状を見るに思わざるを得ないです)、こんな疑問が出てきます。そして変えた時はSC相模原のような一気替え。極端すぎる。
もし出場しているメンバーよりも格段に実力が落ちるから試合に出せないと言うのなら、それは強化部の問題です。
とにかく閉塞感しか感じない現状のザスパ群馬。いつもと同じメンバーで、いつもと同じ戦術で、いつもと同じように負ける。ただ、それでも1つだけはやりようはあって、昨季終盤に連勝した西村を1トップに据えた実質0トップのシステムを何故使わないのか、そこはそこで疑問があります。
ここ数節の戦いでは地域に好かれる、地域に愛されるクラブどころか、元々ザスパ群馬に興味を持っている層ですら離れられかねないです。
SNSやネットで『ザスパ愛』を叫んでいる人よりも、何も言わずに静かに応援している人の方が圧倒的多数です。そしてそういった人は離れる時も何も言わずに静かに離れて行きます。それが一番怖いという事を現場は理解しているのか。試合単位で見れば1人や2人かもしれない、でもシーズン単位で見ると数十人、もしかしたら数百人が何も言わずに離れて行くかもしれないという事を考えたクラブ運営やフィールドでの戦い方を出来ているのか。


百田や松本といった裏抜けが得意で速さのある選手がいるのなら、もっとガンガン裏抜けを狙ったボールを出すやり方をすれば良いと思います。中島や出間、田中は起点になれる強さとワンタッチでのゴールを狙える器用さを持ち合わせています。なにより全員泥臭さを持っています。
リンクマンとしては今季は特に下川が出色の出来ですが、安達だって昨季素晴らしい活躍を見せていました、それは途中出場が多い今季も変わりません。米原だってゲームをコントロール出来る視野の広さや散らせるキック力があります。西村や神垣、瀬畠は今更言うべき事は無いです。サイドに目を移せばファルザンや小西は言わずもがなですが、加々美も連携で崩せる器用さやゴール狙う力がありますし、貫だって速さと強さを持った実力者です。
私は練習を見る事が出来なければ、試合観戦もDAZN中心なので見えている範囲がごくごく一部の狭小です、そもそもが素人なので的外れな事が多いとも自覚しています。しかしそれでも果たして今のやり方が選手の特性に最適なのか疑問を感じざるを得ないのが現状ですし、そう思ってしまう自分が残念とも感じてしまいます。
でも、だからこそ信じたいです。
選手だけでなく、監督・コーチ陣の力というものを。
次節に向けて
さて、次節は再びアウェイで湘南ベルマーレ(以下:湘南)と対戦します。
湘南の現在の勝点は24で、順位は2位に着けています。得点は19、失点は7で、得失点差は12という状況です。1試合平均約2点の得点力と1失点以下に抑える守備力は、この実力者が揃ったEAST-A内でも屈指のバランス力です。
前回7節に対戦した時点では勝点13で3位でしたが、その後は(PK勝1つを含む)4連勝なんですよね(なんならクラブとしては5連勝中)。前節10節では上位対決となったブラウブリッツ秋田と対戦し1-0で勝利しています。
決定力のあるFWと、ボールを奪えて奪われないアルトゥール・シルバ選手、そして組織だった守備、全くもって隙が無いとしか言えない相手です。攻撃のスタッツとしてはドリブルの数値がリーグ上位なのがちょっと意外です。もちろん藤井選手、石橋選手、田村選手、石井選手といった運べる選手がいるのはわかっていますが、その上でやはりJ1とJ2J3の強度の違いというものがあるのでしょう。
失点のケースとしてはクロスボールからの失点が比較的多めなので、ザスパ群馬が変わらず3-4-2-1で行く場合は両WBの強度と、CFのポジション取りでどれだけ優位に立てるか、もしくは相手の意表を突けるかがポイントになりそうです。守備ではボランチの2枚が如何に相手のトップ下を自由にさせないかが失点を防ぐ上で鍵になると思います。まぁ前回みたいにGKが上がり過ぎていたところをロングボールで決められたら、ポイントもクソもありませんが。だからザスパ群馬としてはそういったイージーな失点を無くす努力からしていきましょう。我慢し続ければ好機はあるはずです。
¡Acepto el desafio!

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