明治安田J3リーグ第10節ザスパ群馬vs FC大阪

振り返り

前節相模原に引き続き、今節もアウェイでの試合となったザスパ群馬。今節のお相手は現在J3で首位にいるFC大阪です。FC大阪のサッカーはコンパクトでソリッドな守備と、そこから繰り出す素早いカウンターという感じで、非常に手堅いサッカーをする印象です。まぁ首位にいるのも納得な感じです。ザスパ群馬のサッカーとは非常に相性が良さそうなので、個人的には非常に苦戦する相手だと思っています。

FC大阪の凄いところは監督が変わっても、選手が変わっても、やっているサッカーの質も強度も変わっていないというところで、それでいて2023年にJ3参入してから11位→6位→1位(今季途中)と順位を上げ続けているところです。これはクラブとしての哲学だったり決まり事が徹底されているんでしょうか?ちょっと興味が有ります🤔

そんな訳で今回の試合結果ですが、3-4で群馬の負けでした😭

簡単に内容を説明すると、前半を2-0と群馬がリードして折り返したんですね。ここのところなかなか点を取れずに苦しんでいた群馬ですが、失点数リーグ2位(9節消化時点)の堅守を誇るFC大阪相手にここにきて2点先取という幸先の良い形で前半を終えます。前半の内容自体もある程度群馬が理想とする形で進められたんじゃないかと思います。

しかし、後半に入るとFC大阪が気合いを入れ直したのか前半よりも動きが良くなると同時に、群馬もそれに飲み込まれるようになったのか、徐々に押し込まれ始めます。

すると65分に失点し、72分にも失点をして試合を振り出しに戻されます。ここの部分に関しては1失点したところから完全に浮足立って飲み込まれていたので、更なる失点は時間の問題でした。

ただこの試合の群馬が違ったのは、いつもならここから更に立て続けに失点して自壊するところを堪えた事です。同点になって以降の群馬の動きは後半のそれまでとは違って、再び前に矢印が向いていた様に感じました。

するとATに入った90分+1分に玉城が勝ち越し点を奪います!この時は私とパートナーも大歓声です(笑)。そしてこのままの勢いを持ってすれば勝つと思っていました。

・・・が、ここからがこの試合の見どころというかなんというか。

なんとその1分後に失点し同点とされ、更に1分後失点し逆転されます。

何を言っているのか解らないと思いますが、私も解らないです💀気付いたら試合が終わっていて、群馬が負けていました。

私はともかく、こういった事に慣れていないパートナーは大荒れで試合後慰めるのが大変でした、どうしてくれるんですか😡謝罪と賠償を(ry

まぁそれはともかくですが、この試合は何と総括すれば良いのか難しい試合です。群馬の良いところと悪いところが全て出た試合だったんじゃないでしょうか。前半に関しては危ない場面もあったものの、試合を支配してリードして終える事が出来ました。特に両WGの小西と山中が躍動していました。

後半は逆に群馬の課題が凝縮された展開です。リードをしていると浮足立ち、相手に少し強く来られると簡単に押し負ける。球際の強度もセカンドボールの回収も全てFC大阪にしてやられ、クロスからの失点。今季何度も見てきた光景です。

ただ、これだけは言えるのは切り替えてはいけないという事。

通常であれば切り替えて頑張れ!というところでしょうが、こんな屈辱的な負け方をして簡単に切り替えられたら、それはもうプロ失格です。

この試合で受けた感情を次の岐阜戦にぶつけて下さい。ただ、それだけです。

次節に向けて

次節は少し間が開いて5月3日土曜日にホームでFC岐阜と対戦します。

FC岐阜は2勝3分5敗の勝ち点9という状況で、群馬とは勝ち点で並んでいます。

岐阜の得点パターンはクロスよりはゴール前の短いパスを送って仕留めるという形が得意そうなので、そういった意味では群馬とは相性が良いと迄は言えなくとも悪くもないタイプなのかもしれません。無論それで勝てるかと言えば、それはまた別の話になりますがね。

あと、岐阜については4月20日に新加入選手が発表されました。ウィリアム トギという名前で、コートジボワール出身の選手だそうです。一応A代表にも召集歴があるので優れた選手ではあるのでしょうけれど、まぁ全くもって未知数な選手なので警戒は必要でしょう。

ともにJ2昇格の為にはこれ以上の負けは許されない状況に追い込まれていますが、その中でどちらがより勝利への渇望を見せつけるか、ハートの強さを求めたい一戦です。

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