明治安田J3リーグ第8節ザスパ群馬vsテゲバジャーロ宮崎

振り返り

J3リーグ第8節、ザスパ群馬はテゲバジャーロ宮崎とホームで対戦しました。宮崎とも公式戦では今回が初めての対戦だったみたいですね。

ザスパとしては前節である北九州戦の不甲斐ない戦い方を反省し、攻撃的なスタイルという今季の原点を改めて見直した上で挑む試合がこの宮崎戦でした。

そして結果ですが、0-0の引分けです。

攻撃的サッカーを掲げながら2試合連続無得点というのは評価が出来ないところではあります。ただ、チャンス自体は複数回作っていますし、最後の決めきるところの決定力であったり、合わせるところのタイミングが合っていないというところなので、もう少し継続すれば得点という目に見える結果も出てくるんじゃないかと思います。攻撃は如何せん水物であるので、良い時と悪い時があるのは仕方ないです。今が一番悪い時と思って見守るしかありません。

逆に守備の所では失点しなかったというところは素直に評価したいと思います。まぁ宮崎自体がそこまで攻撃に比重を置かない立ち回りをしていたというところもありますが、それでも危ない場面もありましたし、その中で無失点で終えられたのは良かったのかなと思います。

この試合は船橋がリーグ戦初スタメンだったのと、藤村が復帰したところがトピックでしょうか。

船橋に関しては後半キャプテンマークを巻いたところから動きが更に良くなった気がします。前節北九州戦で途中出場した時は正直そこまで試合に入れている印象がありませんでしたが、宮崎戦後半からは良くなっていましたね。

藤村は鳥取戦右SBで出ていて良い動きをしていたので今節もそのポジションでの起用かと思っていましたが、今回は本来のトップ下というポジションでの起用っぽかったですね。

次節に向けて

さて次節はアウェイでSC相模原と対戦します。

相模原は今季ここまで2勝2分4敗という成績で勝ち点は群馬と同じ8、得失点差の関係で群馬が15位、相模原が16位という状況です。前節は琉球に0-2で敗戦しています。

相模原の攻撃の特徴はクロスからの得点が総得点の8割を占めているというところです。そして群馬の総失点の5割弱はクロスからです。なので、この試合の肝は如何に相模原の攻撃の形を出させないかというところに尽きると思います。それは単純にクロスを上げさせないというところもありますが、そもそもサイドを使わせない位の球際の激しさを出せるかというところが勝負どころと考えます。

そして群馬のポイントは、もう少しセカンドボールの回収率を上げたいところです。そこを今より高められれば高い位置での2次ひいては3次攻撃に繋げられて、それこそ攻撃サッカーの面目躍如となると思います。

なのでこの試合はサイドの攻防とセカンドボールの回収というところに注目して観てみたいと思います。

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