振り返り
群馬はアウェイで八戸と対戦しました。
結果は0-2で負けて、これで5月から続いていた無敗記録が止まりました。
内容としても完敗としか言いようのない負け方で、点差以上に現在の実力差を感じずにはいられないものでした。そういう意味では今季ワーストと言っても良いかもしれません、個人的に。
八戸は守備のスイッチを入れるところや、奪いどころといった決まり事をチームでしっかり決めている動きで、群馬としてはパスの出しどころを完全に失っている感じでした。あとは球際の強さといった強度の部分でも完全にやられていました。
群馬の掲げている『超攻撃サッカー』、これはこれで良いと思いますが、勝利やボール、ゴールへの執念といったメンタルの部分でも、攻撃マインドを持って試合に挑んでほしいと思います。
試合後に昨季まで八戸所属で、今季群馬に移籍した山内も「出足の速さ、際の強度、そしてサッカーで最も基本的な走るというところで負けていた」と言っていました。その通りです。
攻撃的サッカーでここ数年Jリーグを牽引してきた川崎フロンターレや横浜F・マリノスだって、ボールに汗をかかせるだけじゃなく、強い時はやっぱり相手より走ってますし、スプリントをしていました。だからこその攻撃的サッカーなんじゃないでしょうか。
あとは、もっとミドルレンジからシュートを打とうよっても思います。現在開催されているCWCを見ていても、やっぱり強いチームはゴール前で変にごちゃごちゃしないで、開いていたらシンプルにミドルからズドンと狙ってくるんですよね。そしてそのミドルがあるから相手も警戒して、その分パスコースやドリブルするスペースが生まれるんです。群馬にだって田頭や加々美、山中に小西といったミドルを打てる選手はいるんですから、もっと積極的に彼らにはシュートを狙ってほしいなと思います。(その中でも小西は積極的に狙っているタイプなので、個人的には好きです)
次節に向けて
さて、次節はホームにツエーゲン金沢を迎えた1戦になります。
金沢は勝点19で順位は13位です。群馬は同勝点で12位なので、後半戦に向けて浮上のきっかけを掴みたいクラブ同士の対決になります。(因みに得失点差も一緒)
この試合は『MAEBASHI PRIDE MATCH』と銘打って、クラブも集客に力を入れた試合となっており、実際にこのままいけば今季最多人数になりそうな状況ではあります。だからこそ勝ちたいし、勝たなければいけない試合です。
金沢も攻撃マインドが高めで、パス数、クロス数、シュート数といった攻撃カテゴリではJ3では上位に入るクラブです。まぁ元J1で得点王のパトリックがいるんですから、さもありなんという感じです。
そして群馬同様に守備に課題を抱えているので、今の順位というところです。ただ、奪取数はリーグ上位なので、つまらないところでボールを失う様な、気の抜けた場面は作らない様にしないといけません。
他には元群馬選手というところで、畑尾選手が所属しています。群馬には21~23年の3年間所属していたので、思い入れのある人も多いのではないでしょうか。
とは言え、勝つのは群馬。勝たなければいけないのは群馬です。
そろそろ個人的には田中選手をCFのスタメンで見てみたいところですが、どうなんでしょうかね。この閉塞感を打開する為にも。
追記:J1の柏レイソルからモハマド ファルザン佐名選手の期限付き加入が発表されました🎉攻撃的なポジションならある程度こなせるそうですし、U-20代表歴もあるのでポテンシャルは抜群だと思います。そして柏のアンダー出身ですから、技術的なところも間違いないでしょう。ぜひその才能を群馬で輝かせてほしいと思います✨
追記2:更に今度はJ2コンサドーレ札幌から中島大嘉選手の期限付き移籍も発表されましたね!中島選手は昨年レンタル移籍先の水戸では13試合出場して4Gと結果を出していた選手で、上背があり、決定力もある選手なので、群馬に上手くはまる事を期待したいです。そこはコンサドーレでコーチを務めていた沖田監督に頑張ってもらいましょう👍
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