明治安田J3リーグ 第18節 ザスパ群馬 vs ツエーゲン金沢

振り返り

リーグの前半も今節を含めても残り2節、長い様で短いリーグも間もなく折り返しに入ります。

そんな中群馬はホームにツエーゲン金沢を迎えての1戦に挑みました。

そして試合は0-1で負けました。

メンバーとしては個人的な注目に挙げていた田中が今季初スタメンの他に、菊地も初スタメン、野瀬と青木が久々の出場となりました。このスタメンだったら4-4-2がベターな気がしましたが(田中も活きるし)、システムは最近主流の3-4-2-1です。

前半はお互いにサイドの裏を取り合う様な展開で、群馬も非常に多くのチャンスを作っていました(同時にピンチも沢山作っていましたが)。点は取れなかったものの、この流れだったら後半も期待できる、そう感じた人が多かったのではないでしょうか。

そして後半ですが、前半とはうって変わって前にボールを運べる時間帯が減りました。ポゼッション率では群馬の率が上がってきていましたが、明らかにボールを持たされているそれでした。ただ、それは金沢にも当てはまるところはあり、互いにシュートまで行けずに中盤でせめぎ合いの時間が増えます。

それを受けて先に選手交代を行ったのは金沢。66分と73分にそれぞれ2人ずつ選手交代を行い、流れを変えに動きます。それを受けて群馬も73分と79分に選手交代を行います。久々に河田も出てきました。ただ、それで前への推進力が上がったかと言えば、どうにも判断がつかないところではあります🤔90分には最後の選手交代で最近柏から加入したファルザン選手もピッチに送り出されます。

しかし点を取ったのは金沢。後半ATに大谷選手に決められて万事休す。

勝てないなら勝てないなりに勝点1を拾う事が出来ればというところでしたが、この試合も試合の締め方というところに課題を残す形で終わりました。

今季初スタメンだった田中と菊地は良かったです。特に菊地はボランチのポジションで出場でしたが、攻守で効いていたのでこのポジションでまた見てみたいと思わせてくれました。

また、この試合は今季最多となる6,000人以上の観客が入った試合でしたが、初めてザスパ群馬の試合を観戦したという人の目にはどう映ったんでしょう。試合内容もそうですが、試合外のイベントも楽しんでもらえる事が出来たのでしょうか。今回来場した方が、1人でも多くリピートしてくれると嬉しいですが、どうでしょう。

次節に向けて

さて、次節は前半最後の試合となります。相手は松本山雅FCです。

松本は勝点23でリーグでは現在10位になります。

スタッツ的には目立ったものがないですが、それ故に対策のしどころが難しい印象が有ります。

しかしその中で注目(注意)すべき点を挙げるならば、42番の田中選手でしょうか。彼は現在リーグで8得点を挙げており、得点ランキング2位タイに着けています。彼にゴール前で仕事をさせない事が、先ず一つ勝利の条件となるでしょう。そして彼と同時にケアが必要なのが、同9位タイの菊井選手です。田中選手に気を取られて菊井選手をフリーにすると彼に仕留められるので、CBとボランチで上手い事ケアしなければなりません。

兎にも角にもリーグ前半も残すところあと1節。後半戦巻き返しを図る上でも、絶対に勝たなければいけない試合です。

Vamos Gunma!

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