振り返り
第22節は鹿児島ユナイテッドをホームに迎えての1戦でした。自動昇格にしても昇格PO圏内を目指すにしても上位との差を縮めるためには勝利がマストの試合でした。
そして試合結果ですが2-3の負けでした。
先制は前回対戦同様に群馬です。CKを田中が頭で見事に合わせた形です。
ただ、その直後得点をして群馬が少しフワフワした雰囲気のところを鹿児島が前回対戦時同様に突いてきて押し込まれた展開になると、10分に圓道選手に決められて同点に追いつかれます。
次に試合が動いたのは前半終了間際の44分、鹿児島の田中選手に決められて1-2と逆転されます。元群馬の選手である田中選手には前回対戦時にも決められているので、相性は良くないですね。群馬県出身なだけに猶更何とも言えない気持ちが増幅されます。
しかし次の得点は群馬に入ります。決めたのは風間!63分に交代で入ってきて、68分にゴールを決めたので、交代が上手くいきましたね!なかなか風間も今季は出番がない中で、こうやって出場した時に結果を出してくれるのは嬉しいですし、心強いです。
このゴールで群馬に流れが来たかと思っていたのですが、次の勝ち越しゴールは鹿児島に生まれます。83分に福田選手にPKを決められて、それが決勝点となり2-3で群馬は負けました。その結果群馬は16位に順位は後退しました。
さて、この試合についての個人的な感想。
前回鹿児島と対戦した時は完全に力負けな感じでしたが、今回は見所も沢山ありスタッツを見ても勝てた試合というところで、クラブの成長は見て取れた試合だったのではないでしょうか。
ただ、まぁ消化不良なシーンも今回は幾つか見受けられました。その最たるシーンの1つが76分の鹿児島の青木選手のPA内でのハンドシーン。副審はともかく主審は後ろにいたので見える位置でだったんじゃないの?と思いましたが、風間の後ろに鹿児島の選手が3名いてそれで視線が遮られてた可能性がありますね。というかそれ位しか考えられない。
次が78~79分にかけてのところで、高橋がオフサイドを取られたシーン。ハンドは確かに状況的に見えなかった可能性が有るので納得は出来ないですが理解はできます。ただ、このシーンに関しては納得は勿論、理解も出来ないです。あるとすれば副審が勘違いをしていた、それ位しか考えられない。
野瀬がボールを上げた段階では高澤はオフサイドポジションにいて本人もそれを理解していたのでそのボールに関与する素振りも見せていませんでした、これは正しい。そしてその野瀬のボールに鹿児島の相馬選手が反応しヘディングをし、それが後方に逸れます。この段階でも高澤はオフサイドポジションでしたが、鹿児島の選手が触れた段階でオフサイドの概念がなくなるはず。なので、鹿児島の選手が触れた段階で高澤が触れてもオンプレーの範囲内という解釈になるので、その後高澤が決めたゴールは認められるはずです。
ただ、これが実際には認められなかった。上記2つのプレーは特に消化不良でした。
因みに鹿児島のPK獲得シーンに関してはちょい厳しい判定だなーと思いますが、取られても仕方ないプレーだったので異論はありません。
もちろん群馬も今までのクラブの歴史の中で誤審で助けられたシーンが有るでしょうから、群馬だけが特別不幸というつもりはありませんが、この試合は本当に不幸が重なった試合という印象です。
そしてもっと大変だったのが試合後。うちのパートナーが「選手もサポーターも皆頑張っているのに、誤審で負けるなんて許せない😭!」となってしまってちょっと荒れてしまい、それを宥めるのが非常に苦労したので、この試合の審判団にはうちのパートナーに対しての謝罪を求めます!
自分なんかは慣れてしまっているので何とも思わなくなってしまっていますが、歴が浅い人はこういう風に思うよなーって感じますし、それが当然の反応だよなとも思うので、もうちょっと審判についてはアシスト制度も含めてどうにかした方が良いです。こういう理不尽な出来事でサッカーを嫌いになってしまう人も少なからずいるはずです。
VARは高価なシステムなので全てのカテゴリに導入が難しいのは理解できますが、例えばVAR審判ならぬDAZN審判とか1人置けませんかね。DAZNならJ2J3でも試合中継をしているので映像の確認をリアルタイムで出来るはずです(多少のタイムラグはあるにせよ)。
それ以外では小西が戻ってきた事がポジティブなトピックスですね。彼が抜けてから暫くしてクラブは3-4-2-1にしてますが、ここで4-1-2-3に改めて挑戦するのも有りだと思います。小西も加々美もWBよりWGで輝くタイプな気がするんですよね。そうすればファルザン選手も2のポジションで使えるので、より活躍するんじゃないかと思うのですが。
次節に向けて
次節と言いますがJ3はこれからしばらく中断期間に入ります。
一応言えば次節は8月16日にFC大阪との試合が中断明け最初の試合になります。FC大阪にも鹿児島同様にアウェイでとんでもない試合を見せつけられましたので、やり返す必要がある相手の一つですね。
FC大阪は現在リーグで2位。前回対戦時から相手は変わらずに自動昇格争いのポジションにいます。
このクラブも球際の強度やトランジションの早さが武器なので、非常に注意して対戦する必要が有ります。とは言え、前回対戦時も90分+1の段階では勝っていたので、決して勝てない相手ではないんですよね(結果的には負けましたが)。
ポイントはこの中断期間。この期間を上手く使ってチームのアップデートに成功した方が勝つ、そんな展開になるんじゃないでしょうか。そして勝つのは当然群馬です!
Vamos Gunma!
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