明治安田J3リーグ 第31節ザスパ群馬vsヴァンラーレ八戸

あまりに痛い青木の離脱。求む!群馬のヒーロー!ここが男の見せどころだ!

振り返り

リーグ31節、群馬はホームで八戸と対戦しました。八戸は現在リーグ首位で、リーグで一番走り戦える集団だと個人的には思っています。

さて、試合結果ですが0-4で負けました💀これで群馬は2連敗&8戦勝ちなしです、泥沼です。

試合が動いたのは34分。自陣で河田がボールを奪われ、そのままショートカウンターを食らって先制点を与えます。この失点シーンを見ても群馬と八戸のスタイルの違いが明確に表れています。群馬がボールを奪われた時、奪われた河田は必死に奪い返しに行く事なく、のんびりランをしていました。八戸であればボールを奪われた時点で、取られた選手が必死に奪い返しに行きます。その後の流れも、ボールホルダーに寄せる事もしなければ、PA内に侵入しようとしていた澤上選手もフリーにしている。シュートの時もコースを消そうとしていなければ、寄せないどころかフリーで打たせているといった守備です。

監督、コーチの守備の指示が不明なのでそこは触れませんが(そしてもちろんそこにもシステム的な穴があるのも気付いていますが)、奪われたボールを取り換えす、シュートはフリーで打たせない、ボール1つ分でもコースを消すというのは指示云々ではなく、選手の意識一つで改善(といういか、どうにか)出来る部分だと私は思います。

以降の失点も程度の差はあれ、そういったボールへの執着であったり、得点や勝利への渇望のところでも八戸に完全に負けていたところで勝負がついていました。

とは言えです、この試合については何をどう言えば良いのか・・・、かなり難しいです。この前の試合でJ通算300試合出場を達成した青木のセレモニーが試合前にありましたが、まさかその試合で青木が怪我を負うなんて・・・、とにかく大事無い事を祈ります(追記:15日にクラブから発表がありました。やはりというか、重かったようです)。

人によっては審判や八戸に言いたい事もあるとは思いますが(Xは大荒れでしたし)、そこはグッと堪えて節度をもった言動をするべきだと思います、青木もそんな事は望んでいないはずです。

こういう時こそ各々が自分に矢印を向けて、何をすべきかどうしたら良いのかを考えて行動する必要があると考えます。

次節に向けて

さて、群馬の次節は再びホームゲームで、今度は福島ユナイテッドFC(以下:福島)を迎えた一戦になります。

福島は勝点41で現在はリーグ11位につけており、昇格PO圏を狙った位置にいます。前節は同じく昇格PO圏争いをしている栃木SCと対戦し0-1で負けています。

今季の対福島戦は福島ホームで5月6日に行われており、その時は青木、小西、高橋、米原の得点で4-2と群馬が快勝しています。

とは言えその時から群馬の状況は大分様変わっており、今の順位も相まってあーだこーだ言ってもしょうがないので、この試合もクラブを信じて応援するしかないです。

ただ、選手の起用法はもうちょっと柔軟にしても良いのではないかと思います。今の人選で結果が出ない以上、そこは一番変化をつけやすいところなので、監督やコーチが勇気をもって変化をつけて欲しいです。

例えば3-4-2-1を貫くなら1トップに田中、2列目に山口と加々美といった感じは個人的に思うんですけどね。ただ、田中が最近ベンチ外なので故障の可能性も在りますから、その時はまた考え直しですが。

DFのところも秋元はまだ怪我かコンディション不良か何かなんでしょうか。そうでないならベンチ入り位は・・・と思ってしまうのですが、どうなんでしょう。

あとは、青木の意思を継げる人。本当にここ数試合青木はプレーと言葉で引っ張ってきてくれましたが、その青木がここにきて怪我をしてしまったので誰が代わりに精神的支柱になってくれるのか。『俺はガラじゃない』とか、『俺は言葉よりもプレーで引っ張るタイプだから』とか色々と言い分はあるかと思いますが、それならそれでプレーで根性見せてくれよ!と個人的には思います。なので選手の奮起に期待しています。いったい誰がリーダーシップを発揮してくれるのか。

Vamosu Gunma! ¡!Acepto el desafio!

追記

青木の診断結果が発表されましたね、骨折と靭帯損傷という診断でした。骨折がどういう骨折の仕方になるのかで回復が変わって来るので一概に復帰時期は言えませんが、試合に出られるまで半年くらいは見た方が良いかもしれませんね。そうなると目標は2026-27シーズンの頃位でしょうか。

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