シーズン終盤の痺れる展開を期待していましたが、こういった意味での痺れる展開は期待していなかったなー
振り返り
リーグ第32節、ザスパ群馬はホームで福島ユナイテッドFC(以下:福島)と対戦しました。
結果は1-2で群馬の負け。群馬はこれで3連敗、9戦勝ちなしという状況です。順位は19位に下がりましたが、翌日の試合で讃岐が負けたので18位に浮上しました。
スタメンは前節から4人変わり、風間、河田、田中、下川が入りました。ベンチには24節の栃木SC戦以来に加々美が入りました。
また、この試合はシステムを従来の3-4-2-1から3-5-2に変更した模様で、河田と田中が今季初のツートップを組みました。田中としては群馬加入後初めてのCFとしての起用になります。
得点は29分と57分に福島が得点を取り、群馬は80分に安達のパスから藤村が決めた1点です。
さて、振り返りという名の個人の感想。
群馬はこの試合も入りからプレスを掛ける積極性を見せていました。比較的でも連動した仕掛けが出来ていたので、守備の練度も大分上がってきたのではないでしょうか。またそのプレスから何度か好機も作っていたので、そこは良かったです。
ただ、失点の場面。相手の2列目の選手に対する注意が弱い。ボールに意識が行き過ぎていて、選手への注意が弱いんですよね。あとは、この試合アンカーポジションが安達一人だったので、この場面の様に安達が森選手に寄せて行くと、その安達が居た場所のポジションを誰がカバーするのかってところの決め事も曖昧だったのかもしれませんね。守備のスライド、マークの受け渡しそういったところはまだまだ成長の余地があるという解釈にしましょう。
でも、群馬が1点取った時の攻撃の形は綺麗でしたね。今後の試合はあぁいった場面をぜひ増やしてほしいと思います。それだけです。
今日の試合はチーム全体で勝ちたい!って気持ちが見て取れる内容だったので勝ってほしかったですが、だからと言って勝てないのが勝負事なんですよね。ただ、この姿勢を続ける事が出来ればきっと勝ちが付いてくると思うので、次の試合も引き続き気持ちで負けない試合をしてほしいです。今季の群馬の特徴として、気持ちが見えた試合があっても、それが次の試合まで続かないので。
むしろこの試合に限れば、観客数が2,000人台ギリギリだった事の方がショックですね。色々事情があるにせよ、普段より1,000人以上減っているのは異常に感じます。栃木SCが前節福島をホームに迎えた試合をやっていましたが、カンセキは8,700人以上入っていました。もちろん栃木SCはこの試合が集客試合だったから比べる方がおかしいという事もあると思いますが、そうは言っても・・・と感じずにはいられないです。
群馬の次の試合はアニメとのコラボ試合なのできっと集客はあるのでしょうが、そうじゃない試合でもある程度集客してボトムアップを図らないと色々と厳しいよなぁと思わずにはいられないです。
次節に向けて
群馬の次節はホーム3連戦の最終戦になり、奈良クラブ(以下:奈良)との対戦になります。
奈良は現在勝点51でリーグでは6位に位置します。奈良の前節はAC長野パルセイロとホームで対戦し、2-0と完勝しています。
また、奈良には群馬から田頭がレンタルで現在移籍しています。
奈良の特徴としてはけっこうショートパスを活用するところがあり、パス本数のアベレージはリーグ2位です(因みに1位は群馬)。なので奈良との対戦は平均パス本数リーグ1位と2位の対戦という事になります。同じショートパス主体の攻撃を掲げながら、現在の順位は昇格PO圏の6位と残留争いの19位という天地程の違いが生まれています。群馬と奈良の違いはどこにあるんでしょうね。
開幕前は今年も長いなーと思っていたリーグも残り6節を残すのみとなりました。開幕前はあわよくばJ3優勝or自動昇格、せめて昇格PO圏と思っていましたが、蓋を開けてみたらシーズン終盤まで残留争いという状況。誰が想像していたでしょうか。
まぁ泣いても笑ってもなので今更言ってもしょうがないですが、なんとか一戦必勝の思いで全員で戦うしかないですよね。
Vamos Gunma! Acepto el desafio!
その他
八戸戦で話題になっていたとある選手の言動ですが、八戸側からリリースが出ました。
このリリースをどう受け取るかは個々人の判断によるものなので、私がどうこう言うものではありませんが、今後こういった相手選手やクラブに対してリスペクトに欠ける行為が無くなると良いですね。
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