明治安田J3リーグ 第38節 高知ユナイテッドSC vs ザスパ群馬

趣味の話

最後は6連勝で大団円!

振り返り

J3リーグ38節、つまりは今年のリーグ戦最終節です。この後J2昇格POや入れ替え戦があるクラブは最大2試合まだありますが、群馬はどちらにもかかっていないので公式戦としては文字通りこの試合が2025年シーズン最後の試合になります。そんな最終節の相手は高知ユナイテッドSC(以下:高知)でした。

この試合のスタメンは前節から変更有りませんが、ベンチは山口inで田中outになっていました。

そして試合結果ですが、1-0で群馬が勝利!しかも6連勝という形で今シーズン最終節を終える事が出来ました。しかも得点者がこの試合の前に契約満了が発表された船橋という事で、何かこう感慨深いものを感じます。

さて、この試合の個人的感想。

高知もホーム最終戦という事で、最後にホームサポーターに勝ち試合を見せて終わらせたいという気持ちと姿勢が見られたプレーでした。守備の時には群馬のストロングポイントであった小竹選手を自由にさせない為に小竹選手にはスペースを与えない、西村選手にはボールを触らせないorもしくは触らせても低い位置という守り方をし、攻撃の方では両WBの後方でCBの脇の空いたスペースを狙って斜めのボールをガンガン入れてきていました。

スタッツを見てもボール支配率こそ群馬が68%とボールを支配していましたが、シュート数は群馬が9に対して高知は7、枠内シュートも群馬2で高知3とチャンス自体は殆ど同等の内容でしたので、支配率程に群馬がボールを握って試合を支配していたという感じは無かった印象です。

そして以前の群馬はこういう試合を悉く落としてきましたが(そしてそれが今季の今の順位に反映されている訳ですが)、そういった試合を取れるようになったのはやはり皆が成長している事の証明なのでしょう。

最後に船橋の得点について。この連勝の立役者の一人でもあり、青木が怪我で抜けた後はチーム内で気持ちをプレーで表してくれる選手の代表格であった彼の契約満了については大変残念なところでありますが、それでも腐る事なく機会を伺い決勝点を奪った彼の姿勢は真のプロフェッショナルとは何かを教えてくれた気がします。きっと良い移籍先が見つかるでしょう。

25年シーズンの群馬の最終成績は勝点46で14位で終わりました。シーズン振り返りはまた別にやるとして、取り敢えずではありますがザスパ群馬にかかわる皆様、1年間お疲れ様でした。

現地観戦の話

高知県在住の身としては一番近いアウェイクラブが高知という事で、高知が入れ替え戦に勝利しJリーグ入会した時から対戦がいつになるのか楽しみにしていました。一時は群馬が残留争いに巻き込まれたりした影響で高知戦がXデーになるのではないかとひやひやした時もありましたが、お陰様で穏やかな気持ちでこの日の対戦を迎える事が出来ました。

高知のホームは『県立春野総合運動公園陸上競技場』です。高知に移住してまもなく2年半が経ちますが、ぶっちゃけここには初めてきました(笑)。近くの温泉『はるのの湯』に行く事はあるんですけどね😅

(我々高知在住ザスパサポからも)ザスパ群馬の皆様 ようこそ、高知へ!
ザスパ側から見た競技場内風景

直前に近所のうどんやでしっかり食べてきたためスタグルは見るだけに留めて、今回は早々に中に入ります。春野はメイン以外のところは1Fは芝生席で2Fに座席がありました。2階席から見ると高さがあるので意外と見易いですが、やっぱりちょっと遠いなーというのが感想です。

入場の際に貰ったお土産。久々にアウェイゲートでこういったもの貰った気がします、嬉しい😊
あー、なるほど🤔

上の写真は高知のゴール裏で拡げられていたものですが、自分の位置からはちょっと遠すぎて何を拡げているのか全く見えなかったので取り敢えず写真を撮って後で確認しようと思っていたものです。後から拡大して見てみると、これまでに契約満了が発表された選手の名前と感謝の言葉がありました。確かに高知もけっこう発表されていましたもんね。彼らの今後の人生にも幸多からん事を願わずにはいられません。

試合は1-0で群馬の勝利!
一人だけ着替えている瀬畠選手。

試合が終わって選手がゴール裏前に集まってきたものの、船橋と瀬畠選手が来ていませんでした。船橋はヒロインなので事情はわかっていましたが、瀬畠選手は何故か解らなかったのできっと退場を悔やんで出てこないのかなーなんて思っており、恥ずべき事はないから出てきなよー的な感じで瀬畠のコールをやったりもしていました。

そうして暫くして出てくるには出てきましたが、何とスーツに着替えてきて出てきました!これには皆さん大うけしていました(笑)。シャワー浴びて着替えていたから出てくるのが遅かったのか😅まぁ取り敢えず良かったです。

こんな感じで2025年の試合観戦は全て終わりました。現地で観戦した時の成績は2勝5敗になります。まぁホントに暫くは行く試合行く試合が悉く負けるのでパートナーは行きたくないと言っていましたが、最後2戦は勝てて良かったです。

来年から半年の期間で開催される特別大会を観戦に行くにはちょっと遠いのでその間は現地観戦出来ないでしょうから、暫くは基本的にDAZNで応援する事になると思います。そして新年度のリーグ戦はJ2に昇格したのがヴァンラーレ八戸、栃木シティの東日本の2クラブに対して、J2から降格してきたのがロアッソ熊本、レノファ山口、愛媛FCと西日本の3クラブで、西日本アウェイであっても交通費がそこまでかからない場所のクラブとの対戦というのが我が家的には有難いです(笑)。

残りは昇格POと入れ替え戦の結果を待つ必要がありますが、来年のJ3はどんな陣容になるのでしょうね。

その他

上の方でも少し触れましたが、契約について話が出てきた選手が幾名か出てきました。

先ずは満了。11月28日に河田、船橋両名の契約満了。30日には髙澤の満了が発表されました。

河田は昨年のシーズン途中から加入しましたが、群馬の成績としては37試合出場4ゴールという結果でした。河田は決して悪い選手ではないですが、特に今季の群馬が目指すサッカーとは相性が悪かった印象が拭えません。今季の群馬はパスを繋いで繋いでゴールに迫るスタイルを目指していましたが、河田の特徴はDFラインとの駆け引きで裏抜けをしワンタッチでゴールを奪うところだと思っているので、致命的に相性が悪かったとしか言いようがなかったです。ボールを要求している姿と、ボールが来なくて呆れている姿が印象的でした。ただ、河田独特のゴールセンスというか難しいボールをゴールに繋げる技術は流石と思うところがありますので、嵌るスタイルのクラブに移ればゴールを量産すると思います。Gracias Kawata!

次に船橋。群馬には昨年加入しましたが、怪我も有り出場し出したのは今シーズンになってからでした、成績としては13試合出場1ゴールです。怪我がなかったらどうなっていたんでしょうね。ただ、今季終盤の連勝の立役者の一人であり、最終節の決勝ゴールを取った人であり、なかなか勝てない中でも数少ない気を吐いたプレーを見せてくれていた選手で、勇気づけられた人も多いのでは。怪我さえなければ間違いなく移籍先のクラブで主力を張れる選手でしょう。試合終盤では慣れないCFのポジションでばてていても勝利の為に走り回り、プレスを掛け続けていた姿はまさに『走激の勇者』のコピー通りで印象的でした。Gracias Funabashi!

最後に髙澤。昨年5シーズン振りに群馬に復帰しました。再加入後の成績は39試合出場6ゴール。19年の髙澤の成績(27試合17ゴール)を考えると寂しいとしか言い様のない成績です。年齢も28歳と選手としては充実している時期で得点感覚も錆び付くにはまだまだ早いはず、新天地での活躍を期待しています。Gracias Takazawa!

そして選手ではないですが更新も1人います、沖田監督です。

ザスパ群馬での成績は12勝10分16敗という成績です。シーズン中盤から後半にかけては残留争いに巻き込まれる事もありましたが、最終的には6連勝を達成し14位という成績で終わっています。当初の目標としてはJ3優勝&1年でのJ2復帰を掲げていましたがそれは叶いませんでしたので、そこについては大いに反省すべきだと思います。ただ、トップチームの監督は初めてという点を考慮すれば、個人的には及第点だと考えています。

そもそも監督初挑戦の人を監督に据えた時点で、クラブとしては1年でのJ2復帰はそこまでマストの目標でもなかったのかと考えます。建前としてそれを掲げる必要はあったものの、現実的なところとして今年は下地作りの1年として捉えておりJ2昇格PO圏が目標で、Jリーグ退会にならなければ御の字という思考だったのではないでしょうか。でなければ、個人的にはフロントのこの動きはちょっと説明が付きにくい気がしています。

まぁ兎にも角にも取り敢えず来季の監督は早い段階で決まったのは、契約更新や新戦力獲得というところで動き出しを早く出来るという点でメリットはありますし、沖田監督のスタイルに魅力を感じてくれている選手も多い事から良かったのではないでしょうか。

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