治安田J2・J3百年構想リーグ地域リーグラウンドEAST-A 第1節 SC相模原vsザスパ群馬

これはこれで収穫はありました

振り返り

さて、このウィークデイには雪の為に延期になっていた開幕戦であるSC相模原との試合がありました。この時期の平日夜間開催、応援に参加されたサポーターの皆さんには頭が下がります。

そして試合結果ですが0-5で負けました。点差は5点差ですが、相手の決定力の無さに助けられて5点で済んで良かったというのがある意味本音かもしれません。

前節ブラウブリッツ秋田戦から中3日の試合と言う事で予測通りに選手のターンオーバーを行ってきました。前節ブラウブリッツ秋田戦でスタメンで出た選手のうち引き続き出場したのは菊地、野瀬、瀬畠の3人。他8人は今季初スタメンという布陣です。控えにはGKの志賀が初めてベンチに入りました。システム的には4バックぽかったですね。

さて、ここからは個人的感想。

前節の感想でスタメンだけでなくクラブ全体での底上げが必要と言いましたが、この試合で普段登録外になっていたりベンチで出番の少ない選手の技術や試合勘、イメージの共有といったところがどの程度なのかというところを試合を使って可視化する事が出来たというのが、この試合の一番の価値なんだと思います。そしてそれは今のところまだまだ途上なのだという事がわかりました。

また、監督や選手はコメントで「セットプレーが…」とやたらと「セットプレー」のところを強調していましたが、この試合の問題はセットプレーのところでないと個人的には考えており、セットプレーをスケープゴートにしている様にしか感じないというのが感想になります。

1失点目の起点は確かにロングスローですが、あれは1回弾いてピンチを凌いだ段階でセットプレーとは切り離す必要があります。あれは単純にあのシュートを撃ったSC相模原の前田選手を褒めるべきで、守備云々とはちょっと違います。強いて言えばシュートを体に当てて全然別のコースにする以外にはないんじゃないですかね。

2点目は29分に自陣ゴール前から繋いで前に運ぼうというところで意図のはっきりしないパスミスを奪われてというところでした。この試合の問題はセットプレーではなく、こういったプレーが随所に見られたというところです。特に後半は散々たるもので失点しなかったものの、いつ何点失点してもおかしくないというものでした。だから個人的にはこの2失点目こそが一番問題提起しなければならないプレーだと考えます。

3失点目は57分にセットプレーの流れからの失点です。クロスの質が良かったのは言わずもがなですが、ゴール前でどうしてあんなフリーで撃たせるのか。セットプレーの守備はともかく、セカンドボールに対しての守備の意識、声掛け、連携はいったいどうなっていたのか。

4失点目も64分にセットプレーからの流れの失点でしたが、これはセットプレーの守備云々とは違うという見方をします。強いて言えば自分達からわざわざ難しい状況を作ったプレーです。

5失点目は86分、これもセットプレーからの失点ですが、これもセットプレー云々以前の失点の仕方で、これを「セットプレーのせいだ!」と言っている様では、この先全ての試合で全ての失点がセットプレーによる失点になります。

以上が個人的な失点の解釈になるので、直接的にセットプレーからの失点は1点になります。まぁ異論は認めます(笑)。

選手個別というところでは、今季初スタメンだった下川と加々美はやはり良かったですね、この2人の崩し(そしてたまに菊地が加わる)はこの試合を通して数少ない相手への脅威になっていました。それだけにこの2人に早く得点が欲しいです。

途中から出た西村と神垣は正直この状況で出す必要があったのかがそもそもの疑問でしたが、出されたからには結果を出してほしかったです。それは得点という目に見えるものではなく、試合の空気を少しでも変えるといったものです。私はそこを期待していましたが、彼らが投入されてからも試合の空気は一向に変わらず、彼らも飲み込まれていたいうところでは残念でした。

とは言え、こういった試合をやってもリスクが少ないのが今の特別リーグですので、普段出番の少ない選手には貴重な経験になったでしょう。この試合を糧に一層奮起してくれたのならこの試合の価値が出てくるので、私としてはそこまで悲観もしていないです。何よりあの状況でも逃げずに繋ごうという意思を感じたのは、ある意味で選手全体で意思統一が出来ているという事でもあるので、良い事ではないでしょうか。

次節に向けて

次節は第5節で栃木シティ戦になります。栃木シティは昨シーズンのJ3を優勝して26-27シーズンからはJ2で戦いますが、現在EAST-Aでは苦しんでおり勝ち点0で10位と最下位に沈んでいます。ただ、実力者が多くいるクラブですので、何かきっかけがあれば一気に浮上するポテンシャルはあるだけに、決して侮れないクラブになります。

それに対して群馬はどう立ち回るのかですが、前節SC相模原戦であれだけスタイルに固執したので、今更変える事も変わる事もないでしょう。いつもの群馬スタイルで戦うだけです。そして栃木シティも自分達のスタイルで戦う集団なので、お互いのスタイルがバチバチにぶつかった試合になるでしょう。

昨年とは違うというリバウンドメンタリティを見せてくれる試合になる事を祈ります。

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