道後温泉に行ってきました

趣味の話

アイコンはホテルの部屋の窓から見えた松山城。まさか見えるとは思っていなかったので、嬉しいサプライズです。

はじめに

私のパートナーが今月誕生日なので、そのお祝いで道後温泉へ行ってきました。

どうして道後温泉なのかというと、単純に行った事がないってのが一番大きな理由です(笑)。他にはパートナーは北関東の温泉県出身でそっちに住んでいた頃はよく温泉に行っていたらしいのですが、私と住むようになってからはなかなか温泉に行けていないので、誕生日位は温泉へ連れて行ってあげたいなと思ったんですよね(因みに昨年は大歩危温泉)。

因みに私はというと道後温泉には過去に一度だけ言った事が有ります、その時はサッカー観戦のついでで行きました。

さて話を今に戻します。自宅を9時過ぎに出発してR32経由で松山へ向かいます。ルート的にはR440やR194の方が近くて早いのですが、ここはあえて一番遠回りのR32を選択しました。これも理由があって、当初はそっち方面で行こうかと車を進めていたのですが、幾分か進んだところで山だけではなく路肩も雪で白くなってきたので、これからもっと標高が高くなる事を考えたらそのまま進むのはリスクがあると判断して引き返し、遠回りにはなるもののリスクの低いR32を使いました。実際はわかりませんが、まぁこの判断で自分は正しかったと思っています。

R440やR194だと山中が中心になる道なのでお昼休憩やトイレ休憩での選択肢が限られるのですが、R32からR11経由で松山へ向かう場合は瀬戸内沿岸の街を横断する形なので、その辺りも大分融通が利いて頭を悩ます心配がないんですよね。

9時過ぎに自宅を出発したものの、途中で引き返したりなんだりしたので愛媛県の川之江に着いたのが11時半頃でした。なので混む前に早目に食事にしようかという事で、お昼は川之江で食べる事に決定!久しぶりにうどんが食べたいねーとなったので、そこで絞って検索したところ何件か出てきたのですが、ルート上にあったという事で『宮内製麺』に決定。

店内の写真は撮っていないですが、レトロな看板や家具が飾ってありました。

うどんはこしがあり、つゆはいりこが効いたThe讃岐うどんといったスタイルです。ここは天ぷらが他よりも少し良心的かもしれません。とり天は20cm弱のサイズで200円、ナスの天ぷらも同等の大きさで130円ですから、お手頃な気がします。

お昼を済ませると、後はR11を松山へ向けて只管西に進みます。道後温泉に在るホテルに到着したのが15時過ぎでした。

道後温泉へ

この日宿泊したのは道後温泉に在る『八千代』というホテルです。このホテルを選択した理由は『露天風呂付き客室である事』、『お祝い対応が可能』、『口コミが総じて良かった』といったところです。

総評としてはめちゃめちゃ良かったです!次道後温泉に来る時はまた泊まりたいと思わせる位の素晴らしい宿でした。ホテルについてはまた後半で纏めて述べます。

チェックインし直ぐに大浴場で一浴みして準備を整えると、ここから道後の街を散策です。

ホテルから出て歩いて少し歩くとランドマークである道後温泉本館の裏側に出ます。ここでパートナーに「せっかくだし表側に回る?」と聞いたところ、「先に行くところがあるなら、そっち先に行こうよ」と言われたので、そのまま素通りし向かったところは伊佐爾波神社です。

主祭神は神功皇后、応神天皇、仲哀天皇、三柱姫大神です。細かい由緒は省きますが延喜式内社という事で歴史があり、守護大名の河野氏や江戸時代にこの辺りを治めた松平氏からも非常に崇敬された神社です。社殿は京都の石清水八幡宮を模した八幡造りで、凄く迫力がある造りとなっております。何処かで見た事あるなーと思って記憶を辿ると、大分に在る宇佐神宮も一緒の造りですね。

ここは少し高台にあるので(135段の石段を上る)、社殿から町を見た時の景色もなかなかのものがあります。

参拝をし、御朱印を頂戴したら石段を下りて伊予鉄の道後温泉駅方面へ向かいます。

からくり時計。ちょうど着いた頃に終わってしまった。

駅舎は明治年間建築の旧駅舎を模したレトロモダンな洋風建築です。道後温泉本館最寄りの駅舎として非常に雰囲気があって良いと思います。道後温泉の雰囲気は本館とこの駅舎が上手く作り出している感が在りますね。

アーケード内の様子

アーケード街を中に入り何か食べようかというところで見つけたのがこのお店。

パートナー的にチーズケーキが美味しそうだったから、との事です。

パイは右側。ここは店内にイートインスペースも有ります。

私はみかんカスタードパイを食べましたが、みかんとカスタードクリームって意外と合うんだなという感想です(笑)。いや、本当に美味しかったです😆ただ、カスタードクリームに比べてみかんが熱いので、食べる時は火傷に注意して食べた方が良いです。

アーケードを抜けて出てきたら、また別の木造建築が見えました。

これは飛鳥乃湯といって飛鳥時代の建築様式を取り入れた温泉施設の様です。

再びアーケード内に戻りホテル方面に進むと、遂に道後温泉本館に到着です。

まぁここに関しては今更自分が何かを述べるレベルのものではないので控えますが、凄く重厚感のある木造建築ですよね。国の登録重要文化財として指定もされております。

ただ、ホテルの食事の時間もあるので中には入りませんでした😅こんな感じで道後の街の散策は終了です。

ホテルの話

さて、ここからはホテルの話です。

ホテル外観。自分でもびっくりするくらいブレブレの写真。

ホテルは確か全部で40室弱とかそれ位の客室数でそれ程大きくないのですが、全室露天風呂付き客室という豪華さなんですよね。自分が泊まった客室はスタンダードタイプですが、広さは約56㎡でむちゃくちゃ広いです、こんな広い客室は結婚式の夜に泊まったホテル以来かもしれません(笑)。

食事は部屋食で、しかも部屋食用の部屋もあります😲部屋食と聞いていたのに居間の机がその割に小っちゃいなーって思っていたんですが、なんとまさかですよ。寝室は居間より一段高いところにあり、入室時点で布団が敷いてありました。居間と寝室はすだれで仕切る感じになります。これも初めてのタイプでしたが、襖で仕切るよりも開放感があって良いなーって感じました。

手前が居間で奥の一段高くなっているところが寝室。松山城は寝室の窓から見えました。
食事部屋。

そして室内に在る露天風呂。

私の撮り方が下手糞なので見た感じそこまで広そうな雰囲気はありませんが、大人二人が足を伸ばして入っても余裕のある広さです。

お湯の張り方は、2つ有る蛇口のノブをそれぞれ300と200の位置に合わせるとお湯が出てきて、そのうち自動で給水が止まるという優れもの!もちろんお湯は道後温泉本館と同じ源泉です。それもあって、本館で入るのを止めたというのも有ります。

温泉の話が出てきたところで大浴場の事にも触れましょう。

全室露天風呂付とは言えもちろん大浴場も有ります。大浴場には全部で3つの湯舟があり、通常タイプ、ジャグジー、露天風呂といった内容になります。通常の湯舟は大きくてゆったりと入れます。ジャグジーは殆ど1人用と言っても良いサイズ、露天風呂は客室の露天より一回り位大きいサイズ位です、私の体感的には。

個人的に驚いたのはここの脱衣所。それぞれの籠の隣にハンガーが2本かけられるスペースがあるんですよね、初めて見ました😲これなが浴衣も畳まずにハンガーに掛けて置いておけるので、変にしわが付いたりする心配がないなーと感心しました。たぶん、インバウンド用なのかもしれませんが(笑)。

ただ大浴場で気を付ける必要があるのが貴重品の保管。大浴場には貴重品置場の様なところがないので(よくあるロッカータイプのものも無し)、もし大浴場まで貴重品を持ってきた場合は部屋へ置きに戻るか、もしくは荷物が部屋のカードキーのみならばフロントへ預ける必要が有ります。なので、大浴場へは基本的には手ぶらで行く事をお勧めします。そして部屋に人がいない場合は、カードキーだけ持って出かけてフロントに都度預けるというスタイルが安全で良いと思います。

それでは話を部屋に戻します。

今回私たちは夕食・朝食ありのパターンにしました。夕食の時間についてはチェックイン時に、朝食の時間については夕食時にそれぞれ訊かれます。夕食の時間は覚えていないですが、朝食は7時半~9時の間です。尚、朝食の時間が若干遅めのスタートなので、もし朝食前に大浴場へ行くなら早朝か、もしくは7時15分頃以降に入りに行くのが個人的には良いのかと感じました。理由としては前者は単純に人が少ないという事、後者は朝食の時間を7時半頃に取る人が多いのか、その時間頃に大浴場から上がる人が多かったからです。

それでは夕食の話に戻します。当日のメニューは以下の通り。

そして以下は実際の食事。当然の如く私の撮り方が下手なのが申し訳ないです。

前菜
御造り
これは別料金の鯛の御造り。
洋皿
酢物
ご飯、漬物、吸物
果物

以上の感じで出てきました。

ただ、この中で【煮物】の写真だけ取り忘れていました、すみません。テンションが上がっていてすっかり忘れていました😔

そして最後にサプライズのフルーツ盛り合わせです。

因みにここでちょっと焦った話。果物のパフェが出てきた時に「これで本日の品は最後になります」と言われたんですね。それで(あれ?サプライズの品が出てきていないけれど、もしかして上手く伝達されていなくて無かった事になってる😱?)って内心焦りましたが、なんて事はありません、少し間を置いて持ってきて下さいました😆

そして写真も撮っていただいたのですが、なんと「フォトフレームに入れてお渡ししましょうか?」みたいなニュアンスの事を仰って頂き、嬉しさのあまり値段も訊かずに喜んでお願いしてしまいました(笑)。

料理自体はコースの様な感じで出てくるのでけっこう夕飯の時間はかかります。19時食事開始で食べ終わったのが20時半とかそれ位だった気がします。でもそれは全く悪くはありません。美味しいご飯を会話しながらゆっくり食べる時間、これって凄く贅沢で幸せな時間だと思いません?私はそう思います。

夕飯を食べると用意していた露天風呂に浸かりこれまた幸せな時間を過ごします。部屋に温泉があるので好きな時間に入りたい放題で、気持ちは天国です👼

布団も気持ちよくて、いつの間にか寝落ちしていました(笑)。

そして朝起きたら朝食まで時間があったので私は大浴場へ、パートナーは部屋の露天とそれぞれ温泉に行きます。

予定通り8時頃に部屋に戻ってくると、少ししたら朝食の時間です。

上の写真の左側見切れているお皿

ドリンクはコーヒー、お茶、ポンジュースと選べるのですが、そこは愛媛県という事で何の迷いもなく二人ともポンジュースを頼みます

そうそう、朝食の準備が整った時に配膳の方から「昨日のフォトフレームです」と本当に昨日撮った写真をセットしたフォトフレームと、昨晩配膳担当をして下さった方の手紙をセットで頂きました!いや、本当に感動して凄く嬉しかったです、有難うございます!

チェックアウトの時間は11時だったのでまだ時間もある事から、最後にもう一度部屋の露天風呂に入ります。合計で5回私は温泉に入りました、普通のホテルじゃ考えられない頻度で温泉に入っていました。

そして上がったら10時前だったので、そこから帰り支度をして11時前にホテルをチェックアウトし、今回の誕生日旅行は終わりました。

今回はパートナーの誕生日旅行という事で、普段の旅行とは違ってゆっくりとホテルや観光地を楽しむ事が出来ました。

最後に今回お世話になったホテル八千代さんのリンクを貼って締めにします。

【公式】道後温泉 八千代

非常に素晴らしい宿でしたので、二人でまた泊まりき行きたいです😊

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