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新体制発表会が行われて、1月15日からはキャンプも始動しました。100年構想リーグは昇降格無しで半年のみの公式戦ですが、だからこそその先にある26-27シーズンでの昇格という目標を掴み取る為には決して無下には出来ない大会になります。
この大会に挑むに当たってザスパ群馬は37名の選手が登録されて、その内16名の選手が加入しました(一部はレンタル→完全移籍、レンタル継続といったケースもあり、それも含めています)。完全移籍は計5名(うちレンタル→完全の山口、瀬畠も含む)、レンタル移籍は計4名(うちレンタル継続が安達、ファルザン、中島の3名なので、純粋な新規は出間の1名)、高卒(4名)・大卒(3名)の新人は7名となっています。ただ、新井と小野関はレンタル移籍をしたので、実質的には35名というところです。
クラブの平均年齢は24歳、大卒2年目がクラブの年齢という訳です。そう考えるとすっごく若いですが、沖田監督が目指すサッカーは若さもキーワードになっていると思うので、監督の望む補強がある程度出来ているという事なのかと思います。
ポジション的にはDFが8名、MFは15名、FWが8名といった登録になっています(新井、小野関除く)。この選手構成から見るに、昨シーズン終盤の連勝を飾ったシステム(3-4-2-1)が編成のベースになっているのでしょう。システムについては言及していませんが、チーム関係者すべてが継続を掲げている以上、その辺りも継続なんじゃないかなぁと思います。
それではポジション毎の話
先ずGK。ここは昨シーズン同様に近藤とジェヒの併用で様子を見ていくんじゃないでしょうか。ただ、折角のシーズンなので志賀や山田も実戦で見てみたいという願望はあります。
次にCB。昨季は大畑(スタメン33試合)、高橋(同30試合)、野瀬(同25試合)が主として3CBを構成していました。しかし左CBを務めており得点源でもあった高橋が移籍した事で、ここは序列が少し変わるかもしれません。昨年は高橋がいないときは菊地が主に務めていましたが、ここは一旦フラットに見ていくでしょう。ただ、左利きのCBが菊地しかいない現況では、高橋の代役はやはり菊地がファーストチョイスになりそうですが、如何に。怪我明けの秋元やなかなか出番のなかった中野辺りがこの期間で突き抜けてくれると、新シーズンに弾みが付きます。
さて、WB。昨季の終盤は左を小竹、右を船橋が務めていました。しかしこの二人は今季おりませんので、一からのポジション争いになります。その中で左はレンタル継続のファルザン、田中、菊地、下川辺りが争う事になるのでしょうか。単独で剥がす力で言えばファルザンや下川、守備の強度で言えば菊地や田中、得点力で言えばファルザンや田中が候補といった感じで、抜けた存在がいないので、キャンプや実戦で抜けた選手が出てくるのを期待しています。そして右WB。ここは船橋以外では小西や下川、田頭に新加入の貫辺りが候補ですかね。左はともかく右は特に抜けた存在がいないので、しっかり競争をして機会を掴んで活かしてくれる選手が出てくる事を願います。
次にCH。ここもシーズンを通して絶対的な存在は居ませんでしたが、その中で軸といえる存在だったのは瀬畠に安達でしょうか。他には移籍した山内も頼りになる存在でした。瀬畠は今季から群馬に完全移籍し、安達もレンタルを延長した事で、ファーストチョイスとしては先ずはこの二人でしょう。ただ、昨年は怪我でなかなか思う様なゲームを出来なかったキャプテンの米原、特指から正式加入した櫻井、奈良から加入した神垣、バックアップにいると心強いベテラン風間等、タイプや特徴に少しずつ違いがある選手がいるのがこのポジションです。クラブのスタイルとしてはボールを狩れて散らせる人がここのファーストチョイスっぽいですが、色々と組み合わせに調整してほしいポジションの一つでもあります。
続いてはOH(orST)です。ここも昨年は色々な選手が入れ替わったポジションです。その中で終盤は加々美と藤村が起用されて、加々美はファーストディフェンスや前線のリンクマンとして、藤村は攻撃の起点として、それぞれ活躍していました。ここに求められるものとしては上記に挙げられたものがありますが、その他に決定力も求められています。そしてそこを埋めたのが昨季松本から途中加入した山口(今季完全移籍)です。リーグはその3人がスタメン争いなのかと思いますが、ここに割って入る存在に期待したいです。
最後はCF。青木や河田、髙澤が入れ替わりで入っていましたが、怪我やコンディション不良で最後まで固定できないポジションでしたが、最終的にはCHの西村が入る事で安定しました。その西村はキャリアハイとなる9ゴールを決めて結果を示しました。気になるのはこの偽CFを新リーグでも継続するのかという事、そして継続しない場合誰をそこに当てるのかという事です。先に名前が出た3人の内で河田と髙澤は退団しましたので残るは青木になります。ただ、青木の年齢を考えると通年でフル稼働と言うのは酷ですし、若手が伸びてくるのを期待するしかありません。そこでクラブが出した答えがコンサドーレ札幌からレンタル移籍で来ている中島の延長と出間の新規レンタル。そして奈良クラブから百田の獲得と大卒ルーキーの松本です。しかし1トップであったポジションにFW登録が8人は明らかに過多なので、2トップもオプションで考えているのでしょうね。
この記事を書いている間にも柏レイソルや大分トリニータとのトレーニングマッチが行われていましたが、その中で中島にゴールがあった事は意味のある事に感じます。100年構想リーグ開幕まであと2週間ちょっと、どんな風に仕上がっているのか楽しみです。

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