8月の活動について

協力隊活動

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8月は阿部経木店に見学へ行ったところから始まりました<阿部経木店へ見学に行ってきた話

それ以降は林大のプランナー研修が2日、森とみず基金の研修が4日(そのうちの3日が『育林と森林経営<育林と山林経営の研修に参加してきました>』、林業振興事務所とのミーティングが1日、それ以外が現場という感じでした。

ただ、現場も8月は作業道が中心のメニューだったので、雨の影響等でなかなか進められない月でしたね。

林大のプランナー研修は先月からの続きで、2回目と3回目がありました。

2回目の講義は経営の話が中心、3回目は作業道についての話が講義内容でした。

2回目の講義は正確には『経営コスト分析』というタイトルで、作業システムと行程表の作成方法、年間必要事業量の割り出しといったところを考えるという話です。

林業界はその辺りの仕組み作りについて長らく遅れをとっていた業界らしいですが、事業体を中心に事務作業にITを活用するところも増えてきており、今後はよりその動きは加速するだろうという話でした。以前の林業界はどんぶり勘定の人達が多かったみたいですが、それじゃあ今は経営は成り立たないですから、そりゃそうだろうなの感想しか出てこないですね(笑)。

3回目の作業道については午前は座学、午後は実際の森林作業道を視察し、この道選定はどういう根拠でこの選定にしたのだとか、洗い越しや暗渠の選択についても実際に選定に係った人が思考等も含めて説明して下さいました。

視察した現場は組合の現場で、10t車が通る様な大掛かりな道路で、自分の様な小規模林家としては参考にするには規模が大きすぎる話ですが、土の切り盛りのところだったし、水対策というところは規模の大小の差はあるにしても活用できるところがあり、知識として知っといた方が有利と感じたところがあったので、非常に勉強になりました。

協力隊外の活動

協力隊としての活動以外というところでは、8月は(そして9月も)勉強の月になりました。何の勉強かというと森林インストラクター資格試験の為の勉強です。

森林インストラクターの講座については昨夏から今春にかけて月一の講座があり、それに参加していました。その上で森林インストラクターという資格があり、その試験が9月末にあるのでその資格試験に向けた勉強という事になります。

正直に言えば、この資格を取得して今すぐ何かに活かせるとも思っていないですし、現時点でやりたい事が何か見えている訳でもないですが、取得していれば今後の活動の幅を拡げられるとも思っているので、今のところはそういった思考で動いています。

あとがき

8月は大体こんな感じで過ごしていました。

協力隊終了後を見据えてある程度の事は計画しながら引き算で活動をしていますが、やっぱり重い通りに行かない事もあります。そして思うところも色々あります。

ただ、嘆いてもボヤいてもしょうがないですし、自分の手の届かない範囲のところはどうしようもないので、手の届く範囲から1つ1つ叶えていって、最終的に形にしていければと思いながら過ごしています。

9月に入ってもまだまだ暑い日が続いていますが、熱中症にならない様に引き続き活動していきたいと思います。

ご安全に!

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