イベントの手伝いをしてきました

協力隊活動

コープ自然派の森 間伐体験というイベントです

はじめに

詳細は知らないですが、このイベントはコープ自然派が土佐町内に森林を所有している縁とかなんかが切っ掛けで始まったらしいですが、10年以上続いたものです。

なお私がこのイベントに係るのは今回が3回目になります。イベント自体が年に1回なので、今回が3年目という事になります。つまり協力隊に入隊してから毎年参加しているという事になります。協力隊には同期も後輩もいますが、毎年参加している人は私だけです(先輩&今年入った1年目の隊員はわからないです)。

さて、それでは今年はどんなスケジュール内容だったのかという話ですが、今年は午前中に製材所見学を行い、午後は間伐体験を行いました。

(参考までに言うと、昨年は午前が植樹体験、お昼はリンゴ園で食事、午後が製材所見学。一昨年も植樹が午前、お昼は集活センターで食事、午後は製材所見学という流れ)

今年は過去2年と会場が変わるので、前日と当日午前に間伐体会場とそのルートの草刈りや道整備を行いました。

なので私は午前の製材所見学には参加していないのでどういった内容をしていたのかはわかりませんが、会場の製材所は協力隊でお世話になっている方がされている場所なので、個人的には参加しなくても問題ないかなという感じです。しかも過去2回は参加していましたので。

道整備が終わればお昼のお弁当を受取りに行って会場で待機です。

今回お昼&午後の学習会の会場となった場所は『ふれあい牧場』というところで、近くを通った事は有るものの、施設内に入るのは私も初めての場所です。

午後の話

暫くする参加者一行がやってきたので、駐車や施設への誘導を行います。そしてお弁当を配布してお昼になります。

ここで私も参加者を始めて見たのですが、全部で4グループ(3人家族×3、女性3人グループ×1)ぽかったです。

お弁当は例年ならば田舎寿司といって、割った竹を器にしてご当地の食材をふんだんに使ったものになるのですが、今年はいつも委託している方の体調不良という事で用意出来なかったので、地域の食堂で用意してもらったみたいです。ただ、容器はともかくお弁当の中身は依然と大きく変わる事もなかったので、ご当地感は味わえたのではないかと思います。

お昼が終われば今度は座学の時間が40分位あったのですが、これは私が参加した中では今回が初めての試みです。前半は森林に関する事、後半は土佐町の案内みたいな感じで振り分けられていた感じです。

そしてその前半の森林に関する話ですが、なんと私が前に立って話をしました!

事前準備

そもそもこれは1か月くらい前に打診がありました。理由としては私が『森林インストラクター』を始めとしたその辺りの勉強をしているからとの事でした。まぁそういった意味では勉強も意味のないものではなかったと言って差し支えはないかと感じます。折角の依頼でしたのでその時は受諾はしましたが、とは言え森林インストラクターの一次試験が翌々週末に控えた直前だったのでPowerPointを含めた資料作りへは手を付ける事はしませんでした。

じゃあ森林インストラクター一次試験勉強期間には何をやっていたのかというと、事前に持ち時間が20~30分と聞いていたので、全体テーマと項目決めに大体の時間を使いました。

持ち時間が最大30分とそんなに長くないのであまり詰め込むのは良くないと考え、話の項目を絞るべきと考え最終的には2つに絞りました。枠としては1つは今回のイベントタイトルが『森林学習』なので森林に関する話、もう1つは午後に間伐体験を行うので間伐に関する事です。また、土佐町でやるイベントなのと地域おこし協力隊も関わっているので、その事も触れようかなという感じです。

さて、項目は決まりました。では、次はそれらの項目をどの順番に話すかを考えます。どんないい話をしても項目の順番が変だったりすると、伝えたい内容が全然伝わらなかったりするので、これもけっこう大事な作業でもあります。

では、どういう順番で話すかというと最終的には『土佐町紹介→森林→間伐』という流れで行く事に決めました。紹介を先に持ってきたのは、やっぱりそれは先に済ましておくべきと考えたから。森林→間伐の順も、話の持って生き方としてはその方が聞く側として自然な流れかと感じたからです。

ここまで確定で決めて、後は項目毎の内容を勉強の気分転換としてザックリ考えながら試験勉強という感じで過ごします。

そして試験が終わったらいよいよ本腰を入れて取り掛かりです(と言いたいところですが、正確にはもう一つ私の進路に係る事で別件の資料作りがあったので、完全に注力という訳にはいかなかったですが)。また、この段階でイベントまで残り2週間なので時間は少ないです。

個人的にはPowerPoint読みで時間を消費するのは好きではないので、PowerPointは説明補足するもの、且つ参加者には小さい子供もいるので、イラストがあった方が効果的だと考え、見た目でわかる物を用意し必要最低限にしました。基本は参加者を見ながら口頭で説明し、参加者にも質問を織り交ぜながらという進行方針です。

それで用意したPowerPoint資料枚数は全部で9枚。タイトルと〆が1枚ずつあったので、実際に使ったところでは7枚です。内訳は土佐町の紹介が1枚、森林が2枚、間伐が3枚、伝えたい事の1枚です。

あとは更にこの中でどう話を持っていくかを、実際にPowerPointを使い話す事を複数回繰り返し、時間調整や内容の微調整を行って、準備を済ませます。ここまでが前日までの話。

いざ人前へ!

色々と準備をして人の前に立って説明をするのは前職以来の久々なので、いざ人前に立つとやっぱり何か恥ずかしいというか照れ臭い感じがします(笑)。

ただ、始めてしまえば自然と落ち着いてくるもので、ある程度は想定していた通りに進行出来ました。でもやっぱり想定外の事もあったりするもので、アイスブレイキングとして用意していた話が、参加者の1人に上手く伝わっておらずに引っ掛かったのが残念でした💀まぁでも結果的に和やかな雰囲気になったので、それはそれでしたが(笑)。

ところどころで参加者に意見や考えを発言してもらい、それにコメントしていくスタイルの方がやっぱりやっていて楽しいですね。そして

食後の眠い時間の座学だったので参加者の誰も眠らせない事を心掛けて場を回し、実際に参加者は誰も寝ませんでしたが、想定外のところで県から視察に来ていた人と、町の役場の人のそれぞれ1名(計2名)が寝ていたのはちょっと残念でした😔あなた方は寝ちゃいけない立場でしょう!これを見ると参加者だけじゃなくて、イベント関係者も気にせず質問を投げかけた方が良かったかなと思ったのが反省点ですね。

とは言え、初めての出来事としては個人的には満足いく進行が出来たので満足しています。そしてそれはどうやら自己満だった訳でもなく、後日あったフィードバックに、参加者のコメントとして『森林学習が楽しかった』や『質問にしっかりと答えてくれて勉強になった』等々の好意的な意見が多かったと伺いました。もちろんこれに満足する事無く、反省点を踏まえてより精進しなければならないですが。

森林学習が終わると、町役場の人が町の紹介等を行って座学は終了です。

間伐体験

この日は生憎の空模様でしたが、間伐体験の頃には雨はほぼ降っておらずに良かったです。

さっきまで自分達が整備していたところを歩いて参加者が間伐地に歩いて向かいます。現地に着いたら2グループずつに分かれて間伐体験の開始です。

ただ間伐体験といっても初心者にチェーンソーを渡して胸高直径300mmとかあるようなものを伐ってもらう訳にもいかないので、胸高直径100mm前後のやつをハンドソーを使って倒すものになります(その程度のサイズだと間伐にならないという意見はナシでお願いします😖)。

そして2本倒してもらい間伐体験は終了です。お土産には倒した木を輪切りにしたものを渡します。切ったばかりの桧なので、非常に香りが強く大人の方は感動していました。一方子どもは…(笑)。

そして間伐現場で記念撮影をして現場を後にして駐車した場所に戻り、この日の総括をして解散という流れです。

あとがき

今回のイベントは通算で3回目の参加になりましたが、毎回イベント内容も参加者も変わる中で、初めて人前に立って説明する機会を得る事が出来ました。

協力隊が終わった後には自分はこのイベントにどう関わるか分かりませんが、コープ自然派さんと土佐町の関係はまだまだ続くと思うので、今後も良い関係を続けて行ければと思います。

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