明治安田J3リーグ 第35節 テゲバジャーロ宮崎 vs ザスパ群馬

趣味の話

凄い試合を観た!!!!!

振り返り

リーグ第35節、ザスパ群馬はアウェイでテゲバジャーロ宮崎(以下:宮崎)と対戦しました。試合会場は普段宮崎がホームにしているいちご宮崎新富スタジアムではなく、宮崎県第二の都市都城に在る『KUROKIRIスタジアム』で開催されましたが、こちらで開催されたのは今季2試合目です。

さて、現在2連勝中の群馬ですが、この試合はスタメンの変更はありませんでした。前節からスタメン変更無く挑むのは今季初な気がしますが、どうなんでしょう。ベンチは出場停止明けの小柳が戻り、怪我で7月26日の鹿児島ユナイテッド戦以来のメンバー入りになるファルザン選手もベンチに入りました。

そして試合結果ですが、2-1で勝ちました!これで3連勝です!

先制点は78分に宮崎の力安選手がゴール。

90分+1分に山口選手のゴール。

90分+3分にファルザン選手のゴール。

という流れです。なんと2試合連続で逆転勝利という結果です。

さて、感想。

この試合の配置も1トップに西村、2列目に藤村、加々美、WBの右が船橋、左に小竹、3列目が瀬畠と山内、最終ラインに野瀬、大畑、高橋、GKジェヒという並びに見えました。

宮崎はミッドウィークに甲府で松本戦があったので全体の動きは重そうに感じましたが、群馬対策もしていた様に見受けられます。それが目立ったのがWBの小竹選手のところで、彼に自由にボールを触らせない為に先ずスペースを与えない、そして動きながらではなく足元でボールを受けさせるというところ。守備のところでは、小竹選手の裏(そして高橋の左脇)を突いた攻撃を意図的に行っていたんじゃないですかね。これは奥村選手の不在も副因でありそうですが、従来の宮崎のストロングポイントである左サイドよりも、右サイドの阿野選手からの仕掛けがこの試合に関しては多かったです。そして実際に群馬DFはそこの守り方に手を焼いていましたし、先制点も阿野選手のクロスから生まれました(勿論その前の下川選手のサイドチェンジが見事だったのは言うまでもありません)。

さて、群馬ですがスタッツ的に見ても試合を支配していたとは言えなくとも、相手に支配されているという感じでもなかったです。その中で宮崎に先制されましたが、失点してからもそこまで慌てる事も無く、得点の機会を伺っていましたし、実際にまたしても逆転迄持っていきましたので、本当に選手は素晴らしいと思います。そして交代選手がしっかり点を取ったというところでは沖田監督の采配も良かったのではないでしょうか。

オーバートレーニング症候群で長らく満足にプレー出来なかった山口選手のゴールや、怪我から復帰初戦となったファルザン選手のゴールと、感動盛り合わせすぎる試合でしたが、みんな本当におめでとう!そして有難う!!!

監督の発言にもありますが、スタメンの選手(特に西村、加々美)が前半から相手DFにプレスを掛け捲って疲弊させる事で、後半に交代で出てくる選手が動きやすくなっており、それが前節や今節の逆転勝ちに繋がっている様に見受けられます。

やはり勝てる(強い)クラブは前半から全力で闘うものだと思います。冷ややかな目で見られる様になって久しい精神論ですが、個人的には強ち馬鹿にしてはいけないものだと考えます。実際スポーツに限らず、仕事でも何でも最後は気持ちの差を感じる機会が多いので(残業がどうこうとかそういった次元の話ではないです)。

そして何よりも選手たちがこの連勝で自信や勇気をもってプレーしている様に見えているのが、私は嬉しいです✨

兎にも角にもこの土壇場に来ての3連勝は残留を近付ける為にも大きなものです。この勢いをシーズン最後まで続けて行きましょう👊

次節に向けて

さて、群馬の次節はアウェイ3連戦の最終戦、アスルクラロ沼津(以下:沼津)とのアウェイ戦になります。現在リーグ最下位の沼津との対戦は残留を掛けた大一番になります。ここで群馬が勝てば残留を確定させるものになり、逆に沼津が勝てば残留にまだ一縷の望みを繋ぐものになります。

沼津の前節はアウェイでFC琉球との対戦でしたが、その試合を3-2で勝利しています。内容は先制されるも逆転し、後半ATに追いつかれるも更にその後突き放して勝つという内容でした。ここにきて最後に突き放して勝つという事は誰一人諦めていないという事に外ならない事なので、群馬としては決して受けて立ってはいけない相手です。前回沼津と対戦した時はリーグ14節でしたが、その時は0-0のスコアレスドローという結果に終わっています。きっと今回はその時の何倍もの圧力で沼津は襲い掛かってくるはずなので、慢心なくしっかりと受け流さなければいけません。

そうなると『自分達のサッカー』『攻撃的なサッカー』云々よりは、強かに相手の裏のスペースを狙った戦い方を徹底できるかが勝利のポイントになりそうです。そして相手のストロングポイントである左サイドの攻防をどれだけ群馬が我慢して制圧出来るかも鍵になりそうです。とは言え群馬の右サイドは加々美と船橋がおり真っ向から当たれば簡単に崩される心配はないので、警戒するべきところは宮崎戦の失点にあった様なDFをずらされる大きなサイドチェンジといったところでしょう。

Vamos Gunma! ¡Acepto el desafio!

観戦日記

さて、今回都城の『KUROKIRIスタジアム』で開催されたこの試合、観戦に行ってきました。当初は前職で仲が良かった上司と観戦予定でしたのでメインかバックでの観戦予定でしたが、都合がつかなくなり二人での観戦になったので、急遽ゴール裏チケットを購入しました。結果的にはこれが功を奏したので、上司に感謝しかありません(笑)。

運動公園のお洒落なロゴです。スタジアムはこの運動公園の中に有ります。

このスタジアムは2027年の国体(今は国民スポーツ大会というそうですね)の為に整備された陸上競技場で、今年4月12日にオープンしたピッカピカの施設です。宮崎がここで試合をするのは今年2回目で、前回は7月に北九州戦で開催されました。

メインフィールドはここ。因みにサブフィールドはAKAKIRI Fieldと言います。

この日はスタグルの出店数が41店舗あったそうで、公園内はとても賑やかでした!いちごスタにも行った事がありますが、スタグルの充実度は全然違いますね。

この日購入したスタグルは2つ

1つは都城メンチ。都城は畜産業が非常に盛んな地域でご当地グルメとしてメンチカツに力を入れているそうなので、折角なので購入しました。噛む度に肉汁が溢れて肉の旨味を感じられるメンチです。

こちらはもう1つ購入したバーガーになります。マヨネーズでパティが隠れてしまったのは御愛嬌。非常に肉々しくてこちらも美味しゅうございました😚

そんなこんなで食事をしているとメンバー発表が始まりました。新しいスタジアムなだけあってヴィジョンが非常に見易いというか綺麗です。

ゴール裏から見たメインスタンドの風景

因みにこの日の席はゴール裏ですが、スタジアム配置的には純粋なゴール裏にあるわけではなく、バックスタンドのアウェイ側座席がゴール裏になります。ここのスタジアム配置的な純粋なゴール裏は芝生席になっており、ホーム側のサポーターが座っていました。

群馬側から見た宮崎ゴール裏の様子

そしてSNSで色々と上がっていましたがこの日は群馬サポーターで円陣を組んで全体の士気を上げていました!私も久々に参加しましたが、この一体感みたいなものはアウェイ観戦ならではのもので楽しいですよね😁

試合開始前の円陣

試合に内容については今更ですが、後半ATの同点とその直後の逆転劇はあの会場にいたからこその雰囲気でした!もう全身の毛穴が開く様な感覚!あの短時間での逆転試合を現地で観たのは私も初めてでしたので、すっごく興奮しました(笑)。勢いに任せて周囲の人とハイタッチしまくりですよね。私のパートナーも人見知りにも関わらずハイタッチしていました🤣

試合は1-2でアウェイの群馬が勝利!
試合後の挨拶の様子。にこやかな雰囲気ですが、よく見ると沖田監督の顔には笑顔がないですね。
その後元群馬選手の武颯選手が同じく元群馬の奥村選手のユニフォームを持って挨拶に来ました。武選手はこの試合で宮崎側の起点になって奮闘していました。残り2試合頑張って、宮崎を昇格POに連れて行ってください!

こんな感じでこの日の観戦は終了しました。

最後にKUROKIRIスタジアムの有料駐車場(第5)から出ようとしたら、20~30分位かかりましたので、車で行った場合は出庫に注意ですね。ただ、試合後に高速利用して移動する場合は、宮崎道の山之口スマートICが近いので、高速道路に乗るには非常に便利です!

その他

今週は他にも情報がありました。

専修大学 松本皐誠選手 2026シーズン加入内定のお知らせ

ザスパ群馬公式サイト
ザスパ群馬(Jリーグ)の公式サイト。最新情報・スケジュール・チケット・試合情報・結果、選手・スタッフ紹介など、ザスパ情報を配信中!

国見高校 原田高虎選手 2026シーズン加入内定のお知らせ

ザスパ群馬公式サイト
ザスパ群馬(Jリーグ)の公式サイト。最新情報・スケジュール・チケット・試合情報・結果、選手・スタッフ紹介など、ザスパ情報を配信中!

2025年は後ろの選手を多めに獲得したので、26年は前目の選手を多めという事なんでしょうか。いずれにしても『ようこそザスパ群馬へ!』ですが♨️

しかしこういった契約の話が出てくるとシーズンの終わりを感じますね。

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