5月の活動内容について

協力隊活動

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さてさて5月に入り高知県も大分暖かくなってきました。そして材に虫が入る季節にもなってきました。

そんな訳で協力隊の活動も材を伐って出すよりも、別の事を行って過ごすという事が増えてきました。

これから梅雨明けぐらいまでは伐ったら直ぐに出荷しないと、折角伐った材に虫が入って商品価値が下がってしまうんです。なので、今の協力隊の作業上伐って直ぐに出すって事が難しいので、他の事をする事が増えてきました。

実際に5月は現場で伐木を行ったのは数える程の日数でした。しかも私は研修やらなんやらで不在にする事が多く、自分は2日とかその程度しかしていなかったと思います。

では、それ以外の活動はどういった事をして過ごしていたのかというと、林業大学校のリカレント受講や他の協力隊との合同研修、ツリークライミングやロープワークのトレーニングといった事をして5月は過ごしていました。

林業の協力隊と言っても、それこそ木を伐るだけが林業でないように、木を伐る技術を学ぶ事だけが林業の協力隊の全てではないという事です。

木にある異変を気付くには樹木医的な知識もあった方が便利ですし、植林や造林をするにはそこの地質を知る必要もあると思います。そういった背景があって申し込みをして参加してきた訳ですが、木の側面を知るという目的を達成する事が出来たので、個人的には参加して正解でした。

そして所謂特殊伐採(以下:特伐)をするのであれば樹上で活動する為のロープワークを知る事はmustですし、それ以外の場面でも林業は色々なところでロープワークの知識や技術が求められます。自分は特伐は特に考えてはいないのですが、木に登るって事はすると思うのでその為にも基本的なところは押さえておきたいと思っているので、非常に苦手なロープワークも頑張って習得に励んでいます。

因みの5月に参加したクライミングの資格はTARS1『樹上作業者の為の安全レスキュー技術 基本トレーニング』というもので、樹上でトラブルが遭った時に安全に樹上作業者を地上に降ろす為の基本技術を学ぶというものでした。この資格は救急救命講座の資格とセットなので、両方持っていて初めて資格授与といったものなのですが、トレーニングに関しては大変苦労しました。バディになってくれた同僚には迷惑かけて大変申し訳ない気持ちと感謝の気持ちで一杯です。

他の協力隊との活動としては、発表会に参加したり他の協力隊のミーティングに参加して普段どういった取り組みを行っているのかを見学させてもらいました。これに関しては他の協力隊がどういった活動を行っているかを知るというのは、自分の所属する協力隊との違いを知る事で先ず視野が広がり、個人でも組織でもアップデートを図る事が出来ます。勿論全てが全て取り込める訳でもないですので、取捨選択をしてって事になりますが、そもそも選択できるほどの知識や物事が無ければお話になりませんから(笑)。

そして卒隊後の活動を考えるという意味でも他の協力隊の先駆者は参考や指針の一つになるので、自分は参加したいとは思っているんですよね。

あとがき

だいたい上記の様な感じで5月を過ごす事をしていました。

今まではガンガンに山仕事をしていた中で、雨と同時に作業内容も変化していきました。6月に入ったら本格的な梅雨入りにもなってきて、山仕事としてはますますやり難い季節になりますので、5月以上に伐倒からは離れるんじゃないかと思います。

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