感想
ゴールデンウイーク期間に行われる唯一のホーム試合であるこの試合、ザスパ群馬はホームにFC岐阜を迎えました。順位はお互いに18位と19位というシーズン前には予想していたかどうかは別として不本意な状況になって迎えたこの試合、気持ちの強い方が勝つと前回私は書きました。
そしてこの試合の結果は1-1の引分けでした。
前半に関しては群馬のやりたい事が出来たと思います、それは前半終了時のスタッツが証明しています。

足りないものはゴールだけでした。
そして後半に入って試合を動かしたのはこの試合決して良いとは言えなかった岐阜の方でした。相変わらず群馬はサイドに散らされると簡単にマークがずれて失点してしまいます。
しかしこの日の群馬は頑張りました。このまま試合が終わるかと思われた90分、CKからのこぼれ球を受けた加々美が右足を一閃すると、それは綺麗な弾道でゴールの枠内に吸い込まれました。
そして試合はこのまま終了です。
加々美の移籍後初ゴールがチームを救う事になりました。
この引分けをどう受け止めるかは個人の判断に委ねますが、まぁ追いついたところは評価してもいいのかなと思います。
次節に向けて
次の試合は中2日でアウェイにて福島と戦います。
福島は現在5勝3分3敗の勝ち点18で昇格PO圏の6位につけています。前節はアウェイで讃岐と対戦し、2-1で勝利しています。
福島の特徴はリーグNo.1の攻撃力と、群馬とさして変わらない守備力(群馬の失点19に対し、福島は18)というところでしょうか。得点パターンの比率はセットプレーが高いですが、基本的には細かいパスを繋いでゴールに迫るスタイルで、そういった意味では今季の群馬と似通っているところがあります。
この試合のカギはどちらがより自分達の信念を貫く事が出来るか、ゴールに矢印を向けてプレーが出来るかだと思います。
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