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『米国で3兆円の資金流出、バフェットも距離を置き…日本で聖域視される「ESG投資」の驚くべき現実』

米国で3兆円の資金流出、バフェットも距離を置き…日本で聖域視される「ESG投資」の驚くべき現実(デイリー新潮)|dメニューニュース
「Environmental(環境)」「Social(社会)」「Governance(企業統治)」。これらの“非財務情報”をもとに企…

最近こんな記事が上がっていました。確かにアメリカでトランプ氏が大統領就任という事が決まったあたりから、アメリカを中心にESGに対する投資を明確に見直す動きが出ていました。

トランプ氏の行動を眺めているとこうなる事は安易に予想できていたのでこういったアメリカの実際の動きに対しては『だろうね🙄』程度の感想しか出てきませんが、日本としてはこれからどう取り組んでいくんでしょうか。

ただ、そうはいっても環境に対する投資は日本ではまだまだ始まったばかりで、経済規模に比しては決して高い数字ではないらしいので、これから日本でも退潮していくのかと言えば必ずしもそうでもないのが個人的な見解です。

※引用 世界と日本のESG投資動向 三菱総合研究所HP 
※引用 世界と日本のESG投資動向 三菱総合研究所HP 

グラフは参考資料程度に見てもらえればという感じのものですが説明すると、中国は名目GDPが日本の約3倍でありながらESG投資額は日本の約5倍、また一方では名目GDPが日本の約3分の1のオーストラリアがESG投資額では日本の約半分程度と投資をしている現状を見ると、日本はまだまだ伸びしろがあるというかそもそも大した投資がされていないと思いますので、上記に在る通りの日本ではESG投資が退潮しないであろうというところの根拠でもあります。

なので、課題としてはそういった投資を如何に林業分野に向けてもらうかというところですが、最近はカーボンニュートラルといったところで企業の視線が森林に向いている様に感じます。

『企業はなぜ尾鷲の森に資金を出すのか?「生物多様性の森」に学ぶマネタイズ可能な森と山の作り方』

企業はなぜ尾鷲の森に資金を出すのか?「生物多様性の森」に学ぶマネタイズ可能な森と山の作り方 【Local Coop 尾鷲(4)】Local Coopが切り拓くポスト資本主義社会とは? | JBpress (ジェイビープレス)
尾鷲市のJ-クレジットは2025年3月から認証される見込みだ。第一弾の2025年3月は1100トン。その後、認証される森林面積の増加に伴って、2027年度以降は6500トンのクレジ(1/5)

『岡山 農林中金岡山支店と萩原工業 岡山県の森林組合とJクレジット活用の連携協定』

農林中金岡山支店と萩原工業 岡山県の森林組合とJクレジット活用の連携協定
農林中央金庫岡山支店は2月17日付で、萩原工業(岡山県倉敷市、浅野和志社長)との間で「一次産業の課題解決」に向けた連携協定を締結した。両者は同日付で、岡山県森林組合連合会、新見市森林組合とも「新見地区の森林育成へのJクレジット活用」に関する...

ただ、まだまだ盛り上げていく必要を感じていますのでこういった流れを上手く生かし、企業と地域が連携した森づくりという動きが進んでいけばと思っています。そして素材生産だけではない新たな林業の仕組みというものが出来たらと個人的には考えています。

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