この前購入した道具の話

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1月の活動についてのブログで道具についての話をしていましたが、何を購入したか後程書くと言いながら、未だに手を付けていなかったので、今更ながらその紹介をしようと思います。

①レバーブロック

これは1tまでの重さが引けて、チェーンの長さは1.5mある代物です。

先輩方は500kgまでの物を持っていたのですが、それだと引く時に結構力が必要で辛かった事から、もうちょっと力が有るものと思って私は1tサイズにしました。

実際に使ってみた感想としては、想像していた通りに引く時の力の入れ具合が楽になって操作し易くなりました。むしろ楽になりすぎて調子に乗って引っ張るとロープが切れるんじゃないかと、そんな心配をしてしまいます(笑)。

唯一の問題点は、500kgのものよりも重量が多くなって運ぶのがちょっと面倒に思う事です。

ちなみにレバーブロックはかかり木処理以外では、材の運搬時にトラックの荷台で材を締める際に活用もしています。

②ナイロンスリング

スリングについては他にも種類はあるのですが、そこは協力隊の備品で一時的にせよ補う事が出来るので、取り急ぎ予算内で考えてこのタイプにしました。

スリングの用途としてはかかり木になった際に他の木の幹に巻き付けてそこにプーリーやレバーブロックを装着してシステム作りをする時に活用しています。

他にも木を回転させる時にこれを巻き付けて両端の穴に棒を通して回すって使い方もしています。

③カラビナ

これはトリプルアクションタイプのカラビナで、スチール製です。

用途としては先のスリングを巻いた後に、そのままだとレバーブロックはともかくプーリーは通す事が出来ないので、プーリーを活かすために使用しています。

因みにトリプルアクションというのはロックを解除するのに3つのアクションが必要な事(①捻る②引く③倒す)からトリプルアクションと言われています。

ネジ状のやつと違って、これだと外すのにも苦労しないので良いんですよね。

また、スチール製を選んだ理由としては、カラビナが木の下になった時にアルミだと簡単に変形するらしいですが、それに比べるとスチール製の方がまだ耐久性があるという事でそうしました。

④プーリー

先程からちょくちょく名前が出ているプーリーですが、実物はこんな感じのものです。

中央部分に回転部が有りそこをロープが通るといったものです。

耐荷重は30knで安全係数としてはちょっとギリギリなところを感じましたが、その前にプルージックが切れるかなと思ってこれにしました。

今のところ何の問題もなく稼働しているので安心です。

以上が今回購入したものとなります。

基本的にはかかり木になった時のシステム作りの為に必要なものといった感じでまとめました。

というのも、今までかかり木になった場合は先輩の道具を借りて対応していたのですが、今後は先輩不在になるので、その対応策として取り急ぎ揃えておきたかったんですよね。

今後も現場によっては必要な物が沢山出てくると思うので、随時必要な備品は購入して、機会があればそれらも挙げて行こうかと考えています。

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