2026/27明治安田J3リーグ第14節 ツエーゲン金沢 vs ザスパ群馬

サッカー

重要な10月シリーズは2勝3敗1分で終了。こうやって見てみると善戦しているように感じますね。

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J3リーグ第14節、ザスパ群馬はアウェイでツエーゲン金沢(以下:金沢)と対戦しました。

スタメン

前節からはスタメンは3名変更、登録メンバーとしては5名変更して挑みました。

前半終了時スタッツ

シュート数、枠内シュート数に大きな差はないものの、リードを許して前半を終了しました。

試合終了時スタッツ

前半終了時では大きな差がなかったシュート数ですが、終了後には大きく水を開けられた差になりました。後半のザスパ群馬はシュート数2本、枠内シュート数1本を増やしただけに対し、金沢はシュート数13本、枠内シュート数8本を増やしています。

今節を終えての順位

カマタマーレ讃岐と高知ユナイテッドSCも負けた為に順位も勝点も変わりはありません。

そして次節も再びアウェイで奈良クラブと対戦します。

感想

点差も点差ですけれど、この点差以上に完敗です。現時点で個人的に今季ワーストです。何なら金沢の攻撃練習の日だったのではないかと疑ってしまうくらいの内容でした。

金沢は前節でブワニカ選手と白輪地選手が負傷したっぽかったので今節どうだろうかと思っていましたが、登録メンバーに入っていませんでしたね。ただ、代わりに出た大谷選手が大活躍でした。

ザスパ群馬が目立った攻撃を出来たのは開始からの20分弱と、64分に金沢が行った最初の交代後(inパトリック選手、榊原選手 out大谷選手、土佐選手)の暫くの時間帯です。

特に金沢の最初の交代後はそれまでに比べて前プレが厳しくなくなったのでザスパ群馬はボールを持てる時間が有り(60分-75分の支配率が63%)、そこで何か打開と得点が出来ればと思っていましたが、結局何も出来ずに81分に金沢に3点目を取られて万事休すでした。

この試合に関しては金沢が良すぎた、その一言に尽きます。

じゃあ何が良かったのかという話ですが、守備が良かったです。「え!?4点取ったのに攻撃じゃなくて守備?」と思われるかもしれませんが、『良い攻撃は良い守備から』と言う言葉がある様に、守備と攻撃はそれぞれ単独の存在ではなくて、繋がった存在なんですよね。

なら何処が良かったのか、この試合に関して言えばですが先ずはボールを奪うタイミングの良さ。ザスパ群馬の選手がボールを持った直後にボールを刈り取る動きをしており、ザスパ群馬の選手が安心してボールを持たせてもらえるタイミングが有りませんでした。これはザスパ群馬のプレースピードの遅さが原因ですが、ボールを持ちそうな選手に直ぐにプレスに行っているので、金沢の選手の予測と動き出しが完全に嵌っていました。

そして連動した守備。例え刈りに行った選手が交わされても金沢の他の選手が構えていたり、若しくはパスコースを消す立ち位置にいて、直ぐに前へボールを運ぶという選択肢が殆どの場面で無かった(取れなかった)事。

これらの要因により、ザスパ群馬の前進は殆ど無効化されていました。フットボールは原則として11人対11人でやるものなのでそれ以上の人数がフィールドに居る事はないのですが、DAZNで観ていても金沢の選手は12人13人位いるんじゃないかと思えるくらいの錯覚を覚えたので、フィールドにいた選手はそれ以上のプレッシャーを感じていたのではないでしょうか。

その中でも個人的に目に着いた選手がCBの長倉選手。けっこうガツガツくるタイプのDFで、32分にイエローカードを貰いますが、その後もカードにビビらずに激しく来ていました。そして守備だけでなく、23分には得点には至らなかったものの見事なロングフィードを見せつけると、30分には得点の起点になる縦パスを入れたり、その他にもしっかり守りつつ効果的な攻撃参加もするインテリジェンスを感じるプレーを見せてくれました。

ザスパ群馬としては目に見える形で今の立ち位置を見せつけられて、前節カマタマーレ讃岐に勝った勢いを見事にへし折られました。

就任から7試合を終えて守備の体裁を見た目上は整える事が出来たものの、攻撃の部分ではラッキーパンチに頼るのみ。まぁそのラッキーパンチで2勝出来ているんですから上出来(しかもカマタマーレ讃岐との直接対決を含む)ですし依田監督は運は持っていそうですが、そうはいってもこの先を考えると一抹の不安は拭えません。

次節に向けて

次節は奈良クラブと対戦します。

奈良クラブの現在は勝点26で順位は4位、8勝4敗2分で得失点差+4という状況です。勝点については26のクラブが他に2クラブあるので、実質2位みたいなもんです。

前節はアウェイでカマタマーレ讃岐と対戦し、2-0で勝利しています。

現在の監督は100年構想リーグから就任した大黒氏です。大黒氏は言わずと知れた元日本代表のストライカーで、100年構想リーグ時からブレずに攻撃的なサッカーを追及しています。100年構想リーグではそこの基礎作りで躓いていた印象で、更にエース田村翔太選手(現:愛媛FC)を引き抜かれて26/27シーズンも開幕から2連敗するという思い描いてはいなかったであろうスタートでしたが、その後は6連勝を含む9戦負けなしという成績で一気に順位を捲ってきました。

注目したい選手(厄介な事に何人もいますが)としては、川西選手でしょうか。ベテランと言われる年齢ですが、老いてなお盛んな印象です。彼の選手のピークは一体何歳なんだろうと思わせる現在の活躍で、その技術と視野で奈良クラブを操作します。他には森田選手、川﨑選手といった同じく技術があり周りを活かす事が出来る選手がいるので、、このあたりの選手が2人以上出てくるとザスパ群馬としては非常に危険です。

金沢のところでは『良い攻撃は良い守備から』と言いましたが、奈良クラブはそれに反します(笑)。決して良い守備を敷いてるとは言えないのですが、ひとたびボールを握れば速攻も有れば遅攻もある、攻撃のバリエーションと幅を持っています。ザスパ群馬というクラブや沖田前監督が志向したスタイルのフットボールをある意味で実践しているのがこの奈良クラブなのではないでしょうか。

その中でも左サイドの攻撃が特徴なので、ザスパ群馬の右サイドはより慎重な守備が求められるでしょう。そうなるとRWBには貫、右ピヴォーテは神垣で守備偏重にするというのがベターなのかなぁ。少し話はずれますが神垣だけでなく岡田や百田も古巣対戦ですから、そのあたりは意欲を持って挑むでしょう。でも、個人的には安達もスタートから見てみたいなぁ。

あとはビルドアップのところで潰すとなればツートップにして奈良クラブのCBを自由にさせないとかかか・・・。

とは言っても、カレンダーを見るまで気づかなかったのですが、次の試合は11月3日(火曜日)で中2日で直ぐに試合なんですよね。これじゃあ次節の準備もちょっと難しいですね。

どれだけ選手の入れ替えを行えるか、そして代わりに出てきた選手がどれだけやってくれるかを楽しみに観てみたいです。それで結果が出れば万々歳ですが、出なくてもそこは仕方ないと割り切っています。

ところでイクサンは怪我?

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