振り返り
天皇杯1回戦で東京都代表の法政大学を下した勢いで挑んだ第14節の沼津戦。中盤には西村、米原両選手がスタメン復帰し、CFには高澤が今季初先発しました。
試合結果としては0-0のスコアレスドローです。
兎に角失点数が多い群馬としては失点を減らすという意味での3バックという意味では結果は出ましたが、その分攻撃のダイナミズムさが著しく奪われて、小西と加々美の両翼が窮屈なプレーに終始している印象でした。
83分に両者ともにWBの適性がある山中、下川を入れて以降は群馬の攻撃にいつもの躍動感が出ていたので、そういった意味では後半開始からでもシステムを戻すか人を入れ替えるかでもして挑んでも良かったのではないのかなと思いました。
また、前節高知戦も今節同様に雨でしたが、その試合では小西や加々美がミドルシュートを狙っていたのに、この試合ではスペースが開いていてもミドルの位置から狙う事を殆どしなかったのも不思議ですね。雨であればボールも滑りやすく予測できない事が起こりやすいので、前節の様な予測しない得点も生まれ易いと思うのですが。なので雨だからこそミドルを積極的に狙ってほしかったと個人的には考えちゃいます🤔
取り敢えず脳震盪で前半終了間際に退場した野瀬は、大事無い事を祈ります。そして急遽出場した小柳はこれぞベテランといった落ち着きで、試合を安定させていたのは流石の一言です。
次節に向けて
さて、次節は負けたくない相手である栃木SCとのアウェイ戦に挑みます。
栃木SCも昨年群馬と一緒に降格し今季はJ3で戦っている訳ですが、現在の順位は勝ち点19で8位(5勝4分5敗)という状況です。群馬は現在勝ち点15の14位なので、勝ち点では4差、順位では6差という状況ですね。
降格後も監督を変えなかった栃木SCと監督を変えた群馬。それが今の順位の違いなのかと言われればそうかもしれませんが、シーズンはまだまだこれからなのでむしろこの栃木SCとの一戦を浮上のきっかけにするにはちょうどいいのではないでしょうか。
因みに栃木SCは現在のところ得点8(リーグワースト)、失点8(リーグトップ)と兎に角手堅いサッカーをしており、いかにも小林伸二監督らしいスタッツだという印象です。
しかし得点がワーストといってもシュート数はリーグ12位、チャンスクリエイトは13位と攻撃意識が決して低い訳ではないので、そこは注意が必要ですね。
が、群馬としては決して後ろに重心を置いて戦うべきでもありません。ライバルの栃木SC相手にそんな腰の引けたサッカーをするのは、情けない以外の何物でもありません。サポーターは誰一人そんなサッカーを求めてはいないと思います。
とにかく攻めて攻めて攻めまくり、攻守に圧倒して栃木SCに勝ちましょう!
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